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【ONE】挑戦者・松嶋こよみが王者マーチン・ウェンとフェイスオフ! GP準決勝DJ vs和田竜光、王座戦ハガティーvsロッタンも=8.2 マニラ

2019/07/31 09:07
【ONE】挑戦者・松嶋こよみが王者マーチン・ウェンとフェイスオフ! GP準決勝DJ vs和田竜光、王座戦ハガティーvsロッタンも=8.2 マニラ

8月2日(金)にフィリピン・マニラのMOAアリーナで開催される「ONE:DAWN OF HEROES」の記者会見が7月30日、シティ・オブ・ドリームで開催され、メインの上位カード出場選手のフェイスオフが行われた。

第15試合のメインイベントで「ONE世界フェザー級(※70.3kg)選手権試合」で対戦する王者マーチン・ウェン(豪州)と挑戦者・松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)がフェイスオフ。

王者ウェンは「ここマニラに戻ってきて、フィリピンのファンの前で試合ができることで、僕たちと同じくらい皆さんが興奮していることを願っています。まず第一に、最高レベルで競えることを嬉しく思います。僕を信じてくれたONE Championshipのチャトリ・シットヨートン、ビクター・クイ、マット・ヒュームに感謝し、僕が自分自身を信じ、日々、可能な限り最高の状態にしてくれたことに感謝します。

僕との試合に向けて、最後の試合を決定的に勝ち上がりタイトルショットを獲得した松嶋こよみに『おめでとう』と言いたい。僕はハードワークをしてきたし、彼もハードワークしてきたと確信しています。しかし、この階級は僕の階級です。いまでも」と防衛に自信を見せると、挑戦者の松嶋は「最高のチャンピオンであるマーチン・ウェン選手と対戦できることを本当に光栄に思います。エキサイティングな戦いにしようと思います。ぜひ会場に観に来てください」と語った。

また、ONE世界フライ級GP準決勝に臨むデメトリアス・ジョンソン(米国)は、「タツミツ・ワダと対戦することを非常に楽しみにしています。子供の頃、日本の総合格闘技を見ながら育った僕にとっては、こういった大会で自分が実際に世界のベストと争うようになることは想像するできませんでした。うまくいけば最終的にグランプリで優勝することができるでしょう」と、日本大会での若松佑弥戦に続いてマニラで日本の和田竜光と対戦することに準備万端であることを語った。

さらに、記者会見場に詰めかけた多くのプレスを前に、「私はここマニラでの初めての試合を楽しみにしています。おそらくこれは私がこれまでに行った中で最大の記者会見であり、すべてのメディアがこの大会に関わっています。ここに来てくれて本当にありがとう。私は戦うことを楽しみにしています。タツミツ・ワダとはちょっとした逆境に立ち向かうつもりでいます。私はこれまでスコアカードを見て戦いませんでした。私は突破し続けます。金曜日の夜、皆さんと会うのを楽しみにしています」と、和田とのタフな試合を想定していることを明かした。

対する和田竜光(フリー)は、「マニラで戦うのは今回が3回目なので、まるで家にいるように感じます。今週、パウンド・フォー・パウンドで世界一の格闘家デメトリアス・ジョンソンと戦います。僕は彼と戦うことを本当に光栄に思っています。でも僕には勝つチャンスがあります。僕は勝つために自分のゲームプランにこだわって勝つように最善を尽くします。サポートありがとうございます」と、作戦を遂行して勝機を逃さないことを語った。

なお、チャトリCEO兼会長は、この試合の勝者が、10月13日に東京・両国国技館で開催される「ONE:CENTURY」での100回目のイベントで決勝戦を戦うことを発表している。

また、リングで行われる今大会では立ち技で、王者ジョナサン・ハガティー(英国)がタイのロッタン・ジットムアンノンの挑戦を受けるONE世界ムエタイ フライ級選手権試合も行われる。

ハガティーは「幼い頃からずっとこれは私の夢でした、デメトリアス・ジョンソンとエディ・アルバレスのようなレジェンドの間で大きな舞台に上がること。私はロッタン・ジットムアンノンと戦います。彼は非常に好戦的なファイターで、私は一生懸命練習をしてきました。私は自分が何を期待されているのかを知っています、そして私はいつもゲームプランを持っています。昨年の5月、サムエーを破りました。このタイトルは私とともにあります。これが私がすべきことで、私の大好きなことです。私は王座を防衛するためにここにいます」と、防衛しベルトを手放さないことを宣言。

那須川天心と激闘を繰り広げ、ONEでも人気選手として活躍するロッタン・ジットムアンノンは、今回の王座挑戦に向け、「マニラで戦うのは今回が2度目で、これはフィリピン史上最大のカードです。これは私のキャリアの中でも最も重要な試合です。 ONEで世界タイトルマッチのために戦うことは、すべてのファイターが夢見ていることです。世界中の私のファンの皆さん、今週の金曜日に私を応援してください。最善を尽くします」と、ベルト奪取に向け、ファンにサポートを呼び掛けた。

なお、大会の模様はAbemaTVにて8月2日・金曜日の午後6時より生中継が予定されている。

◆『ONE:Dawn Of Heroes』
8月2日(金)フィリピン・マニラ

▼第15試合 メインイベント ONE世界フェザー級(※70.3kg)選手権 5分5R
マーチン・ウェン(王者/豪州)
松嶋こよみ(挑戦者/日本/パンクラスイズム横浜)

▼第14試合 ONE世界ムエタイ フライ級(61.2kg)選手権試合 3分5R
ジョナサン・ハガティー(王者/英国)
ロッタン・ジットムアンノン(挑戦者/タイ)

▼第13試合 ONEライト級(※77.1kg)5分3R
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
エディ・アルバレス(米国)

▼第12試合 ONE世界フライ級(※61.2kg)GP準決勝 5分3R
デメトリアス・ジョンソン(米国)
和田竜光(日本/フリー)

▼第11試合 ONE世界フライ級(※61.2kg)GP準決勝 5分3R
ダニー・キンガド(フィリピン)
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)

▼第10試合 ムエタイ バンタム級(65.8kg)※ヒジ有り・OPFグローブ 3分3R
ロートレック・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
アンドリュー・ミラー(英国)

▼第9試合 ONE世界フライ級(※61.2kg)GPリザーブバウト 5分3R
ジェヘ・ユスタキオ(フィリピン)
若松佑弥(日本/TRIBE TOKYO M.M.A.)

▼第8試合 ヘビー級 5分3R
マウロ・セリーリ(イタリア)
アルジャン・ブラー(インド)

▼第7試合 ONE世界ライト級(※77.1kg)GP準決勝 5分3R
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
パク・デソン(韓国)

▼第6試合 ONEバンタム級(※65.8kg)5分3R
レアンドロ・イッサ(ブラジル)
竹中大地(日本/パラエストラ和泉)

▼第5試合 ONEウェルター級(※83.9kg)5分3R
ジェームズ・ナカシマ(米国)
岡見勇信(日本/EXFIGHT)

▼第4試合 ONEフェザー級(※70.3kg)5分3R
エドゥアルド・ケリー(フィリピン)
シャ・ビン(中国)

▼第3試合 ONEストロー級(※56.7kg)5分3R
ポンシリ・ミッサティット(タイ)
ミャオ・リータオ(中国)

▼第2試合 ONE女子ストロー級(※56.7kg) 5分3R
三浦彩佳(日本/TRIBE TOKYO M.M.A.)
サマラ・サントス(ブラジル)

▼第1試合 バンタム級(65.8kg)5分3R
スノト(インドネシア)
ムハマド・アイマン(マレーシア)

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