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インタビュー

【超RIZIN】AJと対戦するパトリッキー・ピットブル「日本はどこの国ともまるで違う」「4年前を超える試合をしたい」「僕と弟は真逆なんだ」=7月30日(日)さいたま

2023/05/30 16:05

100パーセント、僕がこのトーナメントで優勝する

――ところで、2019年にパトリッキー選手が日本でRIZINルールで戦ったときは、RIZINルールがパトリッキー選手をよりアグレッシブにさせたと感じました。それに比べ、RIZINルールで行われたパトリシオvs.クレベル戦では、パトリシオ選手が非常に慎重だったように感じます。あの試合運びをセコンドとしてどのように見ていましたか。

「そうだね……パトリシオは自分とは全然違う性格で、ケージを出たらとても短気なんだ(笑)、ケージの中では全然違う人になってしまう。一方で、僕はケージの外だとすごく大人しいのに、中に入るとアグレッシブになっちゃうんだ。兄弟だけど、全然真逆なんだよね(※6.16『Bellator 297』でパトリシオは三階級制覇を目指し、復帰のセルジオ・ペティスのバンタム級王座に挑戦)。

 ただ、パトリシオがあの試合で慎重になったのは、クレベルに強さがあったから。クレベルのクローズドガードと、前蹴りに苦しめられて、なかなか厳しい試合になったとは思っている。その意味でクレベルは世界でも通じるファイターだと思うよ」

――RIZINフェザー級戦線がらみでは、パトリッキー選手は日本とブラジルの両方で萩原京平選手とも練習を行っていますね。

「キョーヘイはとても危険なストライカーで、パワーもすごく持っている。ただ、グラップリングをもっと強化しなくちゃいけないので、そこに取り組んでいる。フェルナンドとの柔術練習でも、しっかりとトレーニングに向き合っているし、グラップリングを強化することで、打撃も生きてくる。その成果はでてきているはずだ(※4月のカイル・アグォン戦で判定勝ち)」

──なるほど。話をBellatorのライト級ワールドGPに戻しますが、世界中から強豪が参戦したGPで、ご自身の試合以外で注目している選手は?

トフィックとシャブリーの試合だ。二人ともとてもタフな選手だから」

──では、このGPで勝ち上がって、準決勝で対戦する相手は誰になると考えていますか。

「(迷わず)シャブリーだね。トフィックとシャブリーは、2人ともトップ選手で打撃技術も高く、いいレスラーでもある。だけど、シャブリーの試合をたくさん見返してみると、とても冷静でレスリング力も高いし、対戦相手が誰であってもいい戦略を練ってくる。一方、トフィックの試合を見るとどの試合も同じように見えるから、トフィックは簡単にはいかないだろうと思っているんだ(※シャブリーが3R TKO勝ち)」



――なるほど。もう一つの山についてもお伺いします。誰が決勝に上がってくると予想しますか。

「ウスマンだ。とてもいいレスラーだし、打撃も上手い。戦略もすごく良くて、チェスのようにきっちりと戦略を練ってくる。準決勝の相手(ブレント・プリムス)も攻略してくると思うよ」

――そのうえでパトリッキー選手がGPを優勝する自信はどのくらいありますか?

「100パーセント。自分で自分を信じなかったら誰が信じる? 100パーセント、僕がこのトーナメントで優勝する」

――ところで、パトリシオ選手に続いて、再びパトリッキー選手も日本で試合をしたい、と発言されていました。それは、3年ぶりにさいたまスーパーアリーナを体感したことでそう思ったのでしょうか。

「その通りだ。とにかく日本でもう1回戦いたい、その思いが第一にある。可能ならRIZINルールでもまた試合をしてみたいとも思っているんだ」

──では、最後に日本のファンにメッセージを。

「日本のファンのみんな、大好きだよ。日本はとても遠いけど、それでも行くのが大好きなんだ。食事も美味しいし、滞在している間、完璧な時間を過ごせる。ファンも常に最高でインスタグラムやツイッターでもいつも応援メッセージをくれるよね。それにお土産もいただいたことに感謝しています。また会えるのを楽しみにしているよ!」



 2023年5月27日の会見で、パトリッキーはAJとともに緊急来日。GP1回戦をさいたまで戦うことについて、「日本に戻って来れて良かった。僕にとっては4年ぶりの試合になり、トフィック・ムサエフとの試合以来となる。ずっと日本で戦えることを楽しみにしていたし、今回、非常に危険な相手だけど、自分が4年前にしたパフォーマンスを超えるような、お客さんが熱狂するような面白い試合をしたい」と、語っている。

 果たして、パトリッキーは愛する日本で、兄弟にとっての宿敵であるAJを下し、GP準決勝に駒を進めることができるか。

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