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【GLADIATOR 】新フェザー級王者は!? 河名マスト「自分のためのトーナメント」×ジェヒョク「河名は観客を盛り上げられる能力が足りない」、チハヤフルvs.ナラントンガラグ愛弟子も=6月11日(日)大阪

2023/05/20 09:05

新星GLADIATOR生え抜きのチハヤフルが荒ぶるか

▼GLADIATORフェザー級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
チハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO)
ダギースレン・チャグナードルジ(Shandas Devjeeモンゴル/MGL-1フェザー級王者)

 チハヤフル・ズッキーニョスはMMA7勝1敗。うち6つのフィニッシュ勝利をマークしており、4つの一本勝ちは腕十字、三角絞め、リアネイキドチョーク2つと多彩な寝技を誇る。

 京都で福田龍彌も所属するMIBUROで研鑽を積み、GRACHANとの合同興行を含め、GLADIATORでは4連勝中。2022年4月に瀧口脩生に判定負けが唯一の黒星で、以降は堂園悠、大搗汰晟、今村豊を相手に3連勝している。新星GLADIATORにあって生え抜きのファイターが、ベルトに挑む形となる。

チハヤフル「GLADIATOR初参戦選手がいきなりタイトルに挑戦してベルトを持っていくのが面白くなかった」

 チハヤフルは、「GLADIATORでチャンスをもらえたことが僕の格闘家としての始まりです。このところ他団体に参戦していましたが、トーナメント出場という形で戻って来ることができて嬉しく思います。僕が離れている間にも選手層が広がり、急激にレベルが上がっていると感じます。

 今回のトーナメントも強者が集うと思いますが、これに勝ち抜いて優勝したときには間違いなく王者に相応しい男になっていると確信しています。正直な話、これまでにGLADIATOR初参戦の選手がいきなりタイトルに挑戦してベルトを持っていくのを見ていて、面白くありませんでした。

 その点、今回はトーナメントなのでドロドロの潰し合い、人生の奪い合いになると思います。それでこそのベルト、それでこその格闘技だと思うので、開催してくれたことに感謝です! 目の前の相手を片っ端から倒して、僕が1番、GLADIATORのベルトが似合う男だと証明します!」と、王座獲得への強い思いを記している。

ダギースレン「火の出るような熱い戦いを」

 対するダギースレン・チャグナードルジは、モンゴルMGL-1FCフェザー級王者。戦極やK-1で活躍したジャダンバ・ナラントンガラグの門下生で、MMA5勝0敗と負け無し。

 1999年大晦日生まれの22歳で、遊牧民の家庭で生まれ育ち、幼少期からモンゴル相撲に慣れ親しんできた。テコンドーから正式に格闘技を始め、県大会で準優勝2度。ノーギグラップリングではモンゴル・ナショナル選手権で銀メダル獲得している。2023年1月に力強いパンチでトゥルバヤル・フレルバートルをTKOで下しMGL-1FCフェザー級王者についた。

 ダギースレンは「トーナメントに呼んでもらえたこと、とても嬉しく思っています。そして、自分が新チャンピオンになると信じています。自分は目指している目標に向かって毎日練習に励んでいます。今回のトーナメントでは練習で培ったものを全て出して、自分がどれほど強い人間かということを見せつけるつもりです。6月11日に対戦するチハヤフル・ズッキーニョス選手、しっかり練習してきて下さい。そして、火の出るような熱い戦いをしましょう!」と、早くも激闘を予告している。

 コロナ明け以降、アジアの強豪を積極的に活用し、国際戦を組むGLADIATORの櫻井雄一郎代表は、「日本発アジアの#01フィーダーショーを目指すGLADIATORとしては、この4選手全員にステップアップを果たしてもらいたい気持ちでいますが、ベルトを巻いた選手こそ、その挑戦に相応しいMMAファイターになることは間違いありません」と、トーナメントに期待を寄せている。

 その他、バンタム級タイトル戦線に関わる試合、PROGRESS提供のグラップリング戦など、近日中に追加カードも発表される予定だ。

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