キックボクシング
レポート

【NJKF】国崇が3Rにアゴ骨折と2度のダウンも4Rにヒジで大逆転TKO勝ち「現役生活も22~23年やってますけど、頑張れば何とかなるんです」

2023/05/10 20:05

▼WメインイベントI NJKFミネルヴァ アトム級タイトルマッチ 3分3R
○MARI(ナックルズGYM/NJKFミネルヴァ アトム級王者)
判定3-0 ※30-28、30-29×2
×ほのか(KANALOA-GYM)
※MARIが王座初防衛。


 ダブルメイン第1試合は、NJKFミネルヴァ・アトム級タイトルマッチ。やはり倉敷が地元の王者MARIが、3月のジャパンキック新宿大会で祥子JSKを下して挑戦権を勝ち取った岐阜のほのかを迎えての初防衛戦に臨んだ。


 昨年5月の真備町大会で同王座を獲得し2階級制覇を成し遂げたMARIは、ノーガードからパンチや顔面への前蹴りなどを繰り出していったが、組み主体のほのかになかなか自分のペースが掴めない。ほのかは首投げ狙いのような体勢になる場面も多く、攻防が止まる場面も多々見られたものの、その中でも主導権を握
ったMARIが判定勝利で防衛に成功した。


 試合後のMARIは「不甲斐ない試合をしてしまった。相手の首相撲とかで冷静じゃない自分がいた」と反省しきり。だが最後には「今日でアトム級の選手全員と対戦しました。1個上の階級で、私が他団体で負けている選手に勝っている選手がベルトを持っています。現役でいる以上一番になりたいので、まだミネルヴァで誰もやったことのない三階級制覇を目指して、真美選手が持つベルトに挑戦したいです」と、さらなる目標をブチ上げた。

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