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レポート

【UFC】バンタム級王者スターリングが復帰のセフードにスプリット判定勝ち防衛、ムハマッドがバーンズ下す、エフロエフが17戦無敗に、復帰クロンが判定負け

2023/05/07 09:05

▼フェザー級 5分3R
〇モフサル・エフロエフ(ロシア)17勝0敗(UFC 7勝0敗)
[判定3-0] ※29-28×2, 30-27

×ディエゴ・ロペス(ブラジル)20勝6敗(UFC 0勝1敗)

 フェザー級10位のエフロエフは当初11位のブライス・ミッチェルとの対戦が組まれていたが、ミッチェル欠場でブラジルのロペスが緊急参戦。ロペスはコンバット柔術でも活躍する柔術黒帯。2021年のコンテンダーシリーズでジョアンダーソン・ブリトに判定負けしている。

 1R、ともにオーソドックス構え。エフロエフの右からのアンクルピックにダウンしたロペス。パウンドも被弾したロペスだが、下から三角絞め狙い、腕十字に一瞬、エフロエフのヒジが伸びるが、ずらしたエフロエフ。

 2R、右オーバーハンドを振るエフロエフ。ロペスも左右フックで押し戻し。ワンツーの右をエフロエフが当てると、ロペスの右の打ち返しをかわす。手数が減ってきたロペス。エフロエフは金網に詰めてダブルレッグテイクダウン。下のロペスはクローズドガードもパウンドに足を開き跳ね上げを狙うが、残すエフロエフが上からパウンド。ボディ打ちから顔面と打ち分けれ、ロペスは削られる。

 3R、左フックを振るロペス、エフロエフは圧力をかけるとロペスが後退。左で差して押し込むエフロエフは右ヒジ、さらにダブルレッグテイクダウン。立ち上がるロペスをボディロックから崩してヒザ蹴り、背後から胴をクラッチして右ふくらはぎに右ロー。

 腕をクラッチしたロペスは後方にストレートアームバー! 一瞬腕が伸びるが前転して外したエフロエフ。スタンドバックでなおもロペスは背後のエフロエフにストレートアームバー! それを外そうとするエフロエフにロペスは足を手繰り、ニーバーへ! ヒザが伸びるが、エフロエフは表情を変えず右手をクラッチの部分に差し込み耐えてホーン。

 判定は3-0(29-28×2, 30-27)でエフロエフが勝利。MMA17勝無敗、UFC 7戦全勝としたエフロエフは、「ロペスには直前のオファーを受けてくれて感謝している。ラマダンもあったからすべてスムーズだったわけじゃないけど、たいていのことは経験している。サブミッションも何があっても僕はタップしない。コリアンゾンビと戦えたらいいね。ATTとパルンピーニャコーチに感謝したい」と語った。

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