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レポート

【UFC】バンタム級王者スターリングが復帰のセフードにスプリット判定勝ち防衛、ムハマッドがバーンズ下す、エフロエフが17戦無敗に、復帰クロンが判定負け

2023/05/07 09:05

▼ミドル級 5分3R
〇イクラム・アリスケロフ(ロシア)14勝1敗(UFC 1勝0敗)
[1R 2分10秒 KO] ※右ストレート
×フィル・ハウズ(米国)12勝5敗(UFC 4勝3敗)

 ダゲスタンのアリスケロフはMMA13勝1敗で今回がUFCデビュー。コンバットサンボでは現Bellator世界ウェルター級王者のヤーソラフ・アモソフに2度勝利し、世界王者となっている。2019年4月にBraveCFでハムザト・チマエフに1R アッパーでKOされ初黒星も、以降も6連勝。2022年9月のコンテンダーシリーズでマリオ・ソウザに1R キムラで勝利しUFCとの契約を決めた。

 対するハウズはレスリングベースでMMA12勝4敗でUFCでは4勝2敗。UFCデビューから3連勝後、クリス・カーティスに1RKO負けもデロン・ウィンに2R TKO勝ち。2022年10月の前戦ではロマン・ドリーゼに1R KOで敗れている。

 1R、ともにオーソドックス構え。ハウズはスイッチしての左ミドルで前に。さらに右前手フック、左ミドルで圧力をかける。アリスケロフの右ミドルハイに右フックを合わせるハウズ。さらに左ミドルに、右回りのアリスケロフはハウズのサウスポー構えからの右フックを左にかわして左前蹴り。しかし、そこにハウズはすぐに右をかぶせる。

 ワンツーは遠いが歩いての左ミドルを当てるハウズ。アリスケロフもワンツーで前に。右ハイはハウズにブロックされバランスを崩すが、すぐに立ち上がり詰めて首相撲ヒザ、
さらにハウズの前手右フックに、ワンツーの右ストレート! ハウズは失神ダウン。

 試合後、アリスケロフはボー・ニコルを指名した。

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