打ち合いになったら一方的になっちゃう。速攻で終わる
「自分は錘を使った練習は3~4年やってないです。意味を感じていない。だから取り入れてはいないです。MMAの練習をやっていたら自然と身体がデカくなって仕上がった感じです」
――グラップリングの練習の中でMMA仕様の身体に変わった?
「そうですね。フィジカルトレーニングをやる暇もないくらいグラップリングをやってきたので。技を知らないと身体を鍛えても意味がないだろうってので」
――以前とのパワーの違いを感じる?
「めちゃ感じますね。パンチ力がめちゃ上がったのと、身体の使い方が上手くなりました。身体の置く場所、使い方が変わらないと組んだり寝技が出来ないので。それが打撃にもプラスされている感じです」
――ポジショニングが立ち技でも変化した?
「そこはMMA仕様になっています。距離が変わっているし、パンチの伸びや距離も全然違うと思いますよ」
――オープンフィンガーグローブはRISEとRIZINでは違うが?
「RISEの方が分厚いのはあるけれど、そんなに違いはないですね。距離感も変わらないし、むしろRISEに出る時もRIZINグローブで練習していたので。だから試合の時しかRISEのOFGは着けないのでそんなに変わらないです」
――公開練習のミット打ちでは、前手を下げてフックを下げ気味に打っていたが?
「前のガードを下げるのは、下げていた方がタックルを切りやすいので。別に打撃はもらわねえだろうと思って。それよりタックルを切るためですね。そのために下に置いています」
――あの打ち方は死角から飛び込むので相手には見えないのでは?
「フリッカーみたいな感じでジャブも見えにくいかなと思っています。あと空間を作りやすいですね。距離をめちゃいい感じで出来ています」
――スタイルの方向性は平本蓮選手に近い?
「多分、平本選手とは近いものになりますが、もうちょい僕の方が距離が近いと思う。アデサニヤとかそれくらいの近さでいいかなと。極端に遠くしようとは思ってないですね」
――激しく打ち合う試合が期待できる?
「相手が乗ってこないと打ち合いにならないので、もしその展開になったら一方的になっちゃうと思う。速攻で終わっちゃうと思います」
――三浦選手の女性ファンにメッセージを。
「勝ったらファンになってください(笑)」