▼コ・メインイベント(第7試合)GLORY世界ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
〇エンディ・セメリア(オランダ/王者)
判定5-0 ※50-42×5
×マーセル・グローエンハート(スリナム/挑戦者)
※セメリアが初防衛に成功。
1R、ジャブから右ローで前へ出るセメリアにグローエンハートはワンツーから飛びヒザ蹴り。グローエンハートの右ローにセメリアは右ストレートを合わせる。もつれ合うような場面になったところでセメリアが右のショートを打ってダウンを奪う。ワンツーと右ローの応酬。グローエンハートはワンキャッチからヒザを高く突き上げる。1Rから激しい打ち合いが繰り広げられた。
2R、ジャブを突いて右ローにつなげるセメリアが前に出ていき、グローエンハートもジャブを突いて左右ミドル。セメリアの右ローが目立つ。右フックからの飛びヒザでグローエンハートを下がらせたセメリアは、バランスを崩したグローエンハートに左ストレートを浴びせてこの試合2度目のダウンを奪う。冷静なセメリアは攻めすぎず、右ストレート、右ローで確実にダメージを与えていく。右フックでセメリアがグローエンハートを大きくグラつかせた。
3Rも右ローを蹴っていくセメリアは右ストレートを顔面とボディに打ち分ける。セメリアが右ストレートからの右フック、グローエンハートも左右ボディを繰り出すが、セメリアが頭を振ってかわしながらしっかりパンチを当てていく。
4R、手数を出すグローエンハートだが、右ストレートからの左アッパーでヒットを奪うのはセメリア。ジャブから左右のボディも叩く。右のパンチと右ロー&左インローを的確に当てていくセメリアに、グローエンハートは前へ出て攻めるがなかなかセメリアからクリーンヒットを奪うことが出来ない。
5R、グローエンハートはワンツーからの飛びヒザもセメリアは余裕をもってかわす。セメリアは右ボディとワンツー。左アッパーから右ストレートを打ち込む。グローエンハートの攻撃はバックステップや左右の動きでかわし、セメリアは右を当てる。グローエンハートのワンツーをサイドに動いてかわしたセメリアは、すかさず右ショートを打ち込んでダウンを奪う。グローエンハートは大の字となったが、カウント8で立ち上がる。セメリアが多彩なパンチで追い込んでいき、右を当てて圧倒。
多彩なパンチのテクニックを見せ、3度のダウンを奪ったセメリアがジャッジ5名とも50-42の大差をつけて判定勝ち。圧勝で王座防衛に成功した。