▼第6試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
×キリルアン・チョー.ハーパヤック(タイ/Chor.Hapayak GYM)
判定0-3 ※29-30×3
○石田龍大(POWER OF DREAM/K-1甲子園2019 -60kg王者)
キリルアンは22歳で63勝(12KO)7敗3分の戦績を持つムエタイ戦士。サウスポーから繰り出す左ミドルを中心とした蹴り技で試合を組み立てる好戦的なファイトスタイルを特徴としている。2022年12月のK-1に初参戦したが、金子晃大に3R2分38秒、KOで敗れた。
石田は2020年2月にKrushでプロデビューし、2戦目で初黒星を喫するも現在まで4連勝(2KO)と絶好調。プロ7戦目にして国際戦に臨む。戦績は5勝(2KO)1敗。
1Rから左右フックで打ち合いに行くサウスポーのキリルアンに同じくサウスポーの石田も強気に打ち合う。左ミドルから左ストレートを真っ直ぐに突く石田。何度も互いの右フックが交錯した。
2R、ブロックを固める石田にキリルアンは左右ボディの連打。石田は左カーフを蹴りながら下がり、左のカウンターを狙う。前に出て荒々しい左右フックとアッパーを繰り出すキリルアンは石田のパンチをもらっても構わず前へ出て攻める。石田の真っ直ぐに突く左ストレートがキリルアンの顔面を捉えるが、キリルアンは下がらない。
3R、ジャブで突き放す石田は左カーフ、インファイトを仕掛けるキリルアンには左フックを見舞う。キリルアンの左右フックに左ストレートで対抗する石田。キリルアンは石田のジャブ、左ストレートを警戒したか距離をとり、手数も減る。そこへ石田は左カーフ。残り15秒で石田がラッシュを懸けて連打でキリルアンにロープを背負わせ、試合終了。