Bellator前の空白は、UFCとの契約を待っていたんだ。今思えば、このGPの一員として参加できて本当に良かった
インタビュー後、シャブリーは3月8日に現地での会見に出席。直前の意気込みを語っている。そこでは今回が初めての5R制の試合になること。そのために高地トレーニングを行ってきたことなどを明かしている。
──Bellatorで3勝0敗のスタートを切れたことをどう感じていますか。
「COVID時代の初戦からずっと続いている、感情を吐き出すことができなかった。前回のプリムス戦では、自分らしさを感じることができたんだ。今回のGPは、Bellatorが行ってきたことの中で最高のものだ。他に類を見ない、このトーナメントに参加して、ショーをすることに興奮しているよ。実現したBellatorに拍手するしかない。それに、僕個人としては、5Rを戦うのは初めてなので、そこから王座戦のことなどを学びたいと思っているよ」
──ファイトキャンプを経て、あらためて対戦相手のトフィック・ムサエフをどうとらえていますか。
「トフィックは以前からファイターとして知っていて、Bellatorが彼と契約したと聞いてから、ベルトに向かうために道が交わるかもしれないと思っていたんだ。素晴らしい試合になると思うし、楽しみにしている。こういう試合は、どのリーグでもいい試合になると思う。もちろん、僕はトフィックを過小評価してはいない」
──このGPで優勝することのあなたにとっての意味は?
「これは僕が積み重ねてきた全てのハードワークの期待の表れだよ。子供の頃に空手を習っていた頃まで遡ると、これまで多くの努力を重ねてきたことになる。もし勝てば、これまでのトレーニングが無駄ではなかったと証明できる。僕にとっては、これが最高峰なんだ。すべてのトレーニングが実を結んでここにいる」
──1回戦後の展望は?
「今のところ、今の対戦相手を越えて次のことを考えようとは思っていない。3月10日が第一目標だ。この試合は5R制ということで、僕にとっては非常に重要な意味を持つ。今回の試合に向けて、山での高地トレーニングも多くして、国の反対側で戦う前に、こうした戦いの違いについてもいろいろと考えを巡らせてきたよ。時差のことも考えて、少し早めに入ってきたんだ。もちろん、カリフォルニアは初めてではなく、AKAでトレーニングしたこともあるし、サンフランシスコも見てきたよ」
──現在はBellator3連勝中ですが、その前の2019年12月の『ProFC 66』から1年半ほど試合が空いたのはどんなことがあったのでしょうか。
「UFCの契約を待っていたんだ。そのために活動休止している時間が長かった。今思えば、このGPの一員としてBellatorに参加できて本当に良かったと思う。このイベントに参加できたこと、そしてBellatorでキャリアを積めることが幸せだと、感謝しているよ」