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「女子ストロー級王座戦」とバンタム級とライト級の「王座統一戦」が決定している2023年4月30日(日)『PANCRASE 333』(東京・立川ステージガーデン)にて、新たに「女子フライ級王座戦」が発表された。これで同大会で4つめのタイトルマッチとなる。
▼PANCRASE女子フライ級選手権試合 5分5R
端 貴代(和術慧舟會AKZA)18勝8敗1分・第2代QUEEN OF PANCRASIST
NORI(PRAVAJRA)5勝4敗1分・1位
女子フライ級初代王者シッジ・ホッシャ(ブラジル)が、コロナ禍を考慮に入れた防衛期限に合意していたが、このたび「怪我のため試合が出来ない」という理由でベルトを返上。
ホッシャ戦後、マイラ・カントゥアリアには判定で敗れた端だが、2020年7月にライカに判定勝ちすると、2021年10月の「女子フライ級暫定王者決定戦」でNORIに5R 判定勝ちで暫定王者に。今回のホッシャの返上で「正規王者」となって、NORIを挑戦者に初防衛戦に臨む。
前戦はNORIのサイドキックに手を焼きながらも、組んでしまえば端の横綱相撲だった。端が正規女王としていかに強みの寝技に持ち込むか。
同じ轍は踏みたくないNORIは、この1年半の進化を見せる必要がある。2022年7月には、DEEPから参戦した栗山葵にダウンを奪われながらも蹴りとクリンチからの打撃でドローに持ち込み、11月にはDEEP JEWELSに乗り込み、ミッコ・ニルバーナをスプリット判定で下しているNORIは、同大会に出場の妹KARENに続き、姉妹女王となれるか。