▼第3試合 DEEP女子ミクロ級 5分2R
〇しなしさとこ(フリー)43.40kg
[判定3-0] ※20-18×2, 19-19マストしなし
×古林礼名(GSB 多治見)43.75kg
元DEEP女子ミクロ級王者の女王・しなしさとこ(38勝4敗2分)が、2022年7月にベテランの玉田育子を破った古林礼名(2勝2敗)を相手に3年2カ月振りに復帰。46歳になるしなしは、2019年12月の前戦ではにっせーに1R TKO負け。
しなしさとこ
「46歳の挑戦です。たぶん最年長だと思います。3年ぶりですが、しっかり勝ちたいと思います」
古林礼名
「明日は女子格のレジェンドのしなし選手との試合ですが、自分がやることは決まっているんで、それをやるだけのつもりです。応援よろしくお願いします」
1R、ともにオーソドックス構え。先に中央を取るのは小林。ワンツーにしなしの反応が後手になる。左で首を抱くしなしは首投げを外して、一転、前転潜り足関節から外掛け外ヒールへ。ヒザを抜き、立つ古林は右を振るが、首投げでテイクダウン。古林の立ちにがぶりを合わせるが、首を抜いて立つ古林。
金網に詰めて強引に首投げはしなしも頭を抜いて離れる古林は前に。ジャブを返すしなしはバックフィストから左右で前に出るも、自身のバックフィストでバランスを崩す。すぐに立つしなしに左オーバーハンドは古林。しなしも右を返す。しなしはみたびバックフィストを見せる。
2R、近い距離で積極的に打撃はしなし。左で押し返してきた古林にカウンターの首投げ! 古林の立ち際にバックに乗るが、降りたしなしに詰める古林。しなしは足関節狙いも潰した古林がパウンド。下のしなしは腕十字もヒジを抜くと、ヒップアタップのしなしを潰してレッグドラッグからパウンド。ここでしなしは金網背に立ち上がり。
左で首を抱え、内股も合わせて投げるしなし! しかし両ヒザをマットに立てて立ち上がる古林はシングルレッグへ。片足立ちでアームロック狙いのしなしもゴング。判定は3-0でしなしが熱戦で勝利。46歳、3年2カ月振りの復帰戦で勝ち名乗りを受けると「3年ぶりに帰ってきました。46歳の挑戦でした。中1の娘がいます。復帰できたこと、佐伯代表や仲間、家族のみんなありがとうございます。もう少し心温かく見守ってください。挑戦したいです」と語った。