(C)BLACK COMBAT
2023年2月4日(土)に韓国で開催される「BLACK COMBAT」と「DEEP」の5対5の対抗戦の全メンバーが決定。1月27日に韓国龍山CGVアイパークモールにて、両団体の選抜選手出席のもと、会見が行われた。
DEEP vs. BLACK COMBAT 5対5 対抗戦
▼女子アトム級
大島沙緒里(AACC)10勝3敗
ホン・イェリン(DK Gym)4勝2敗
▼バンタム級
山本聖悟(Team Cloud)4勝10敗1分
キム・ジョンフン(MMA Story)4勝0敗
▼フェザー級
中村大介(夕月堂本舗)34勝22敗1分
キム・ミンウ(MOAI GYM)10勝2敗
▼ライト級
大原樹里(KIBA マーシャルアーツクラブ)31勝18敗3分
ユン・ダウォン(MMA Story)5勝4敗1分
▼無差別級
赤沢幸典(Tristar Gym 日本館/Team Cloud)3勝5敗
チェ・ウォンジュン(MMA Story)5勝5敗
オープニングVTRでは、佐伯繁DEEP代表が「歴史も実力もない団体、BLACK COMBATよ、待ってろ。格闘技大国の底力、見せてやるから」と、自信のコメント。
対するBLACK COMBATのブラック代表は謎の人物。番組内ではアマチュアMMAで試合経験もあることが明かされているが、佐伯代表の言葉に続いて、「日本のDEEPよ、聞け。BLACK COMBATがある限り、日本は韓国を見下すことは出来ない」と意気込みを語っている。
会見では、サングラスをかけた佐伯代表が、今回の対抗戦の申し出について「最初はとても生意気だと思いました」と語り、「そしていま非常に気分が悪い。まずはこの椅子が高い。これ嫌がらせで始まっている」と文句をつけた。
ブラック代表は「まずダイエットから始めてください」と苦笑しながら返すと、「DEEPは20年以上やってきたので伝統と歴史は尊重します。でもこれからの覇権はBLACK COMBATです。この対抗戦は我々が持っていくと伝えてください」と宣戦布告した。
佐伯代表も負けずに「とにかく僕が一番思っているのは、ブラックさんが怪しい。何か詐欺師みたいに見えるんだけど、大丈夫かな(笑)。それにYouTube、遅い! もう大会まで1週間しかないでしょ。僕には分からない。毎日、更新されるのを待っているんです」と応戦。
さらに、今回の対抗戦を受託した理由を「『最近、BLACK COMBATがすごい』と聞いて、“叩き潰すしかないな”と」と、早めに芽を摘むことにしたとし、DEEP選抜メンバーを後方に「100パーとは言わないですけど、このメンバーでも余裕かなと思います」と勝利宣言した。
一方で、「でもそこの2人はちょっと反則だ」と、キム・ジョンフン(4勝0敗)とキム・ミンウ(10勝2敗)の兄弟参戦を「反則」と指摘。それでも「(元ROAD FC王者ミンウと戦う)中村大介は腕十字で勝ちます。(MMA復帰のジョンフンは)トータル的には向こうが上でも、山本聖悟選手にはスーパーパンチがあるので早めに決めますから」と、フィニッシュ勝利するとした。
会見の最後には、「韓国は馴染み深い。キム・ドンヒョン選手、チェ・ドゥホ選手、ハム・ソヒ選手、“コリアンゾンビ”ジョン・チャンソン選手……ほんとうに韓国の格闘技の歴史を作ったのはDEEPだと思っています。その意味では、また新たな歴史を2月4日、DEEPから始めます」と、対抗戦で新たな日韓MMAの歴史を作ると語った佐伯代表。
果たして、2月4日の5対5対抗戦で勝利を収めるのは、DEEPかBLACK COMBATか。