（C）UNRIVALED/Nicholas Damien/CHOYOROLL
2023年2月26日（日）11時から、東京・iTSCOM STUDIO＆HALL 二子玉ライズにてプログラップリング大会『UNRIVALED2』の開催が決定。同日にアマチュア大会『UNRIVALED ALTANA』も開催される。
「UNRIVALED」は「あらゆる競技者が集う」グラップリング大会。レスリング、柔道、サンボ、柔術など、それぞれの特性が生かせるルールとポイント制で、グラップリングスポーツの可能性を追い求める。
階級制で行われるUNRIVALEDルールは、関節技や絞め技によるサブミッションによる一本の他に、投げ技やテイクダウンで2P、マウント、サイドポジション、バックマウントで2P、抑えこまれた状態から脱出すると1P、ガードポジションからトップポジションに移行すると2P、さらに、引き込みによる減点（-2P）などのポイント制を導入し、あらゆる競技がイーブンに近くなるようなルールを採用している。
2020年末のパイロット版、2021年5月のアマチュア大会、そして同年11月のプロ大会『UNRIVALED1』を経て、今回の2度目のプロのナンバーシリーズは、海外から強豪選手も招聘。様々なジャンルの選手がマッチアップされている。決定カードのなかでも注目は、ADCC世界大会帰りの岩本健汰とウィリアム・タケットの対戦だ。
▼ミドル級（-83.9kg）UNRIVALEDルール
ウィリアム・タケット（FIGHT FACTORY/CHECKMAT）
岩本健汰（IGLOO）
25歳の岩本は、ADCCアジア＆オセアニア予選2019年＆2022年優勝、IBJJF World Championship NOGI 2022 茶帯3位の日本屈指のグラップラー。MMAでの3戦全勝も経て、グラップリングにフォーカスし、ADCCでは、予選で後にPROGRESSウェルター級王者に輝くジョセフ・チェンに勝利。世界大会77kg級ではJTトレスとも激闘を繰り広げた。
対する米国グラップリング界の新星ウィリアム・タケットは、ADCC2022米国ウエストコースト代表。22歳の若き天才は、F2W、WNOを主戦場にスクランブルからのバックチョーク、50/50、Kガードからのヒールフックなどを武器にキャリア73％超という脅威のフィニッシュ率を誇る。83.9kg契約のUNRIVALEDルールでも変わらぬアグレッシブなスタイルで初陣を飾るか。
William Tackett
ADCC West Coast Trials 2022 優勝
ADCC East Coast Trials 2021 2位
SUBVERSIV Tournament 2020 2位
Jitz King Grand Prix 185 lbs 2位（2020）
Jitz King Grand Prix 165 lbs 優勝（2019）
Grappling Idiots Invitational 優勝（2019）
Midwest Finishers Only 優勝（2019）
