キックボクシング
レポート

【新日本キック】江幡睦が強烈左ミドルで初回KO勝ち、ついに10月ラジャダムナン王座挑戦が決定!重森陽太はWKBA世界王座を獲得

2019/07/07 23:07

▼第6試合 67kg契約 3分5R
〇リカルド・ブラボ (伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級王者)
判定3-0 ※50-46、50-46、50-47
×助川秀之(Turning Point)

 今年に入ってラジャダムナンスタジアムで2試合を行い、1勝1敗の結果となったブラボ。6勝1敗1分の戦績を持つ助川と対戦した。


 1R、ローとミドルの蹴り合いからブラボは右ストレートを顔面とボディに放っていく。助川は落ち着いて前蹴りでブラボを突き放し、淡々とローとミドルを蹴っていく。


 2R、パンチでの前進を始めるブラボがワンツーをヒットさせ、ヒザ蹴りも突き刺す。助川も蹴りからパンチで応戦するが、ブラボがどんどん前へ出てパンチを叩きつけ右ローと左ミドルを蹴る。


 3R、ミドルと前蹴りで距離を保つ助川に、パンチでプレッシャーをかけていくブラボ。ワンツーがヒットする場面が目立つ。助川も右を打ち返すがパワーの差がある。

 4R、変わらないペースでミドルとローを蹴り続ける助川。ブラボはローを蹴ってワンツーにつなげていくがなかなかヒットを奪えない。しかしラウンド終盤、ブラボの右がついに助川を捉え、助川はダウン寸前に。


 5R、パンチで詰めていくブラボ。疲労の色が見えるが前へ出てパンチを振るっていく。左ボディとヒザでボディを攻め、コーナーへ詰めてのパンチ。助川もヒジで反撃を試みるが、ブラボもヒジを繰り出して優勢のまま試合を終え、判定勝ちした。

▼第5試合 70kg契約 3分5R
〇喜多村誠(伊原道場新潟支部/前日本ミドル級王者)
負傷判定2-0 ※10-10、10-9、10-9
×ペッダム・ペットプームムエタイ(タイ/元アーウナンスタジアム・スーパーフェザー級王者)


 1R、ミドルの蹴り合いをする中、喜多村が足払いを仕掛けて両者同体で倒れる。その際、喜多村がペッダムの顔の上に乗る形となり、ペッダムは首とアゴの痛みを訴えて立ち上がることができず。このアクシデントによりペッダムは試合続行不可能となり、そこまでの判定で決着がつけることに。


 判定2-0で喜多村の勝利となったが、消化不良の結末に喜多村も涙を流し、リング四方へ向かって頭を下げた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント