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大晦日『RIZIN.40』(さいたまスーパーアリーナ)のバンタム級(61.0kg)で瀧澤謙太(Fired Up Gym)と対戦する井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)が19日、水垣偉弥が主宰する横浜「BELVA」にて公開練習を行った。
ストレッチで柔軟性を見せた井上は、パンチ、キックのシャドー後、アウトスティックを持った水垣を相手にマススパー。軽快な動きを披露した。
2021年のRIZINバンタム級JAPANグランプリでは、石渡伸太郎、金太郎に勝利し、瀧澤とともにベスト4進出も、準決勝で扇久保博正に判定負け。その後、2022年7月に瀧澤戦が決まるも、井上が左ヒザを負傷したため、今回の対戦となった。井上にとっては、昨年大晦日以来の試合となる。
公開練習後のインタビューで井上は、横浜「BELVA」「SONIC SQUAD」での練習の充実ぶり、怪我前に行った米国修行での現UFC世界バンタム級王者アルジャメイン・スターリングやメラブ・ドヴァリシビリらとの練習の成果を語り、「どれだけレベルアップしているか見てもらえれば」と自信をのぞかせた。
また、自身と同じく空手のバックボーンを持つ瀧澤について、「(自分の得意な間合いを)作るのが上手いなと思いますし、僕も気を付けるようにしています」と、フルコンタクト空手の間合い・打撃を警戒。
さらに「タフでメンタルが強い選手」と語り、そのタフさの意味を「TikTokとか見てもらえれば……。あの気持ちの強さは誰にも負けないんじゃないんですか」と、自身とは正反対のSNS上でのアピールぶりを笑顔で評した。個別インタビューも含む、井上直樹の全発言は以下の通りだ。