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7月9日(火)14時から、東京ビッグサイト青海展示棟で開催される日本最大級のスポーツ展示イベント『SPORTEC』にて、女子MMAファイターのあい(KRAZY BEE)がトークイベントに参加する。
あいをスポンサーとしてバックアップする「セブンビューティー」が「アスリートの美をサポート」をコンセプトに、同イベントにブース(B-9-60)を出展。そこであいは30分ほどの公開インタビューに臨む。
内容は、あいがこれまでの軌跡を振り返る形で、「レスリングを始めたきっかけ」「アマレスからプロ転向の秘話」「KRAZY BEEでのトレーニングメソッド」「前戦の感想やプロでの苦労」「2019年下半期の展望」「アスリートの美へのこだわり」などを語る。
レスリングでインターハイ・インカレ優勝、世界学生選手権3位などの実績を持つアスリートのあいは、現在プロMMA3連勝中。
6月9日の『DEEP JEWELS 24』では、52.2kgのストロー級に階級を上げて山口さゆり(和術慧舟會HEARTS)と対戦している。山口は強豪のMAO、鈴木祐子に勝利するなど成長株だったが、テイクダウンを奪ったあいが、2Rにリアネイキドチョークで一本勝ちを収めた。
AbemaTVの『格闘代理戦争』女子トーナメントで注目を集め、2018年大晦日の『RIZIN』で仮面女子の川村虹花にTKO勝ち、2019年3月の『DEEP JEWELS 23』でも國保小枝からダウンを奪った上でのパウンド勝利で、2連続1RTKO勝利をあげていたあいは、これでプロ3連勝。次戦以降は、再び49kgのスーパーアトム級に戻して戦うという。
前戦について、試合後「52.2kgだったら試合が出来るということで、今回は上の階級で戦ったのですが、この階級ではナチュラルでも足りないので、当日の体重差が気になっていました。力負けしてしまうのではないかと。やっぱり組んだ感じ、49kgのときより力はあるなと感じましたし、すごく思いっきりのいい選手(山口さゆり)だとは映像で知っていたので、1ラウンド目は打撃で勝負して、ダメだったら寝かせてグラウンドで行こうと。思い描いた通りにはできました」と振り返ったあいは、「正直、私が今までやってきた中で、一番強い相手じゃないかなと最初から思っていたし、やってみても気持ちの面でも相手は強かったと思うので、その相手に対して一本極められたのは自信になりました」と、成長の手ごたえを感じているようだ。
「できることなら、RIZINにもう一度出たい。フィニッシュできる選手になれるように頑張っていきたいです」と今後の目標を語ったあい。
女王・浜崎朱加を筆頭に浅倉カンナ、あいの先輩である山本美憂らがしのぎを削る女子激戦区で、あいはいかに頭角を現していくか。プロとして本格的にMMAに取り組み始めたスーパールーキーが何を語るか、公開イベントにも注目だ。
武術計17段のLYNも登場
また、同イベントには、テコンドー四段、龍武道四段、合気道四段、格闘二段、カンフー初段、柔道初段、剣道初段というマルチ武術家でモデルや女優としても活躍中のLYN(イ・リン)も参加。
7月9日(火)~7月11日(水)11時・13時・15時の各回で、これまでに学んだ武術を元に、スタイルを美しく保つために考案したという「マーシャルダイエット」の実演を、15分間にわたり行う予定だ。