▼バンタム級(※65.8kg)→キャッチウェイト69.5kg 5分3R
×ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[判定0-3]
〇スティーブン・ローマン(フィリピン)
※ビビアーノ、ローマンともに体重超過でキャッチウェイト戦に
共に計量をパスできずキャッチウェイトでの試合となった。
1R、サウスポーのロマンは腰を落とした低いか前から前へ出てロー、前蹴り、左ストレート。ビビアーノは大振りの右フックを返すも空振り。ロマンはチームラカイらしくサイドキックを繰り出し、左ミドル、右ハイと蹴りを多用。ビビアーノもフックを繰り出すが蹴りの距離のため空振り。するとロマンがニータップでテイクダウンにいき、ビビアーノはすぐにケージを背にしてディフェンス。ロマンも無理せず離れる。スタンドの展開に戻るとロマンが再び蹴りを多用し、サイドキック、前蹴り。残り1分近くでビビアーノが初めてダブルレッグに行くがロマンはケージを背にディフェンス。体勢を入れ替えると逆にテイクダウンを仕掛けるが、ビビアーノがさらに体勢を入れ替えてシングルからダブル、テイクダウン出来ないと見るやヒザを突き刺して離れる。
2Rが始まってすぐ、ロマンのローに左手を伸ばしたビビアーノにロマンが転倒。すかさず組みに行くビビアーノだがロマンは立ち上がる。さらにテイクダウンに行くビビアーノにロマンはケージを背にして体勢を入れ替えるが、ビビアーノが腕を巻き込むようにしてグラウンドへ持ち込みハーフバック。しかし、ロマンが上体を起こしてトップポジションを奪い、パウンドとヒジ。
ビビアーノはブロックしながら下からの腕十字を仕掛けるが、ロマンは腕を抜くとバックを奪う。立ち上がるビビアーノだが、ロマンはシングルでテイクダウン。場内沸きに沸く中、ロマンはパウンドとヒジを打ち込んでいく。クロスガードのビビアーノにパウンドを連打するロマンに、ビビアーノは三角絞めをセットしようとするがロマンがこれを外す。残り10秒で立ち上がったロマンはカモンゼスチャーで優勢を印象付ける。
3R、ロマンはジャブ、右ローで攻め、左ストレートを伸ばしてビビアーノを遠ざける。ダブルレッグでビビアーノを持ち上げるが、ビビアーノは離れる。ロマンは前蹴り、右ロー、左ハイ。打撃で翻弄するロマン。そしてダブルレッグからバックを奪い、投げてバックをキープ。立ち上がろうとするビビアーノをまたしても投げ、サイドバックからパンチを連打。ビビアーノは仰向けになり、クロスガード。ロマンはヒジ、鉄槌を打ち込む。パウンド連打に防戦一方のビビアーノ。最後はロマンが左右フック気味のパウンドをガムシャラに連打し、ビビアーノを圧倒して試合を終えた。
ロマンが判定3-0でレジェンドのビビアーノから完勝を収めた。
Stephen Loman 🇵🇭 MANHANDLED Bibiano Fernandes to take the win by unanimous decision! Should he face the winner of Lineker vs. Andrade II? 👑 pic.twitter.com/mKbJhfTpxC
— ONE Championship (@ONEChampionship) November 19, 2022