サトシと2人で勝利し、チームでRIZINの強さを証明したい(ケース)
▼ライト級(71.0kg)5分3R
ルイス・グスタボ(ブラジル)
ジョニー・ケース(米国)
ライト級(71.0kg)では、矢地祐介、大原樹理を相手に2連続TKO勝ちのルイス・グスタボ(ブラジル)が、トフィック・ムサエフ、ホベルト・サトシ・ソウザ、武田光司を相手に3連敗中のジョニー・ケース(米国)と対戦する。
レスリングとボクシングのバックボーンを持ち手足の長いケースは、現在静岡県磐田市のボンサイ柔術でサトシとともに練習中で、自身のグスタボ戦の練習とともにサトシのAJ・マッキー戦の対策も練っている。
その理由をケースは、「RIZIN×Bellatorの対抗戦が発表されたのを聞いて、自分もぜひ、力になりたいと思って、サトシ・ソウザ選手の力になるために来日して、彼に対策を与えて、練習相手になるために日本に来ました。僕はAJ・マッキーと同じくアメリカのレスリングをベースに持っているファイターなので、アメリカのレスラーとして、その対策や小ネタを教えて、最終的にはいろんなものを混ぜて練習できていければいいかなと思っています。ソウザ選手との練習で自分の寝技技術も間違いなく向上します。2人で白星を取りに行き、チームとしてRIZINの強さを証明したい」と語った。
また、自身の対戦相手のグスタボに関しては「2019年のライト級GPからルイス・グスタボ選手には目を付けていて、彼とはぜひ一度戦ってみたいと思っていた。彼のスタイルと僕のスタイルで非常に面白い試合になると思っているので、この試合が組まれて非常に楽しみにしています。自分のスキルを最大限に発揮してまた勝ち星先行になりたいと思っています」と意気込み。
連勝中のグスタボに勝てば、サトシとの3度目の対戦も見えてくるが、「目の前の試合に集中して、先のことは考えていないけど、目標が世界チャンピオンであることは変わりない。しかし、今回の目的はソウザ選手を助けること。(再戦については)機会があったら話せればいいかな」と、王座を目指すものの、いまは共闘してレベルアップしたいとした。
対するグスタボは、「愛するRIZINと新しい契約を結べてすごく嬉しく思う。その第1試合目を歴史的な大晦日で行える事をとても光栄に思います。ジョニーは素晴らしいアスリートで俺と同じ様に打撃も寝技ができるMMAファイターだ。この試合は間違いなく激しいものになり俺のKOで決着が付く。その後はタイトルを狙いたい。日本のみんなにはとにかく激しい試合をしてKOで勝つ所を見せてファンを喜ばせたい。ファンのみんなの応援が力になります。大晦日に会いましょう」とのコメントを主催者を通じて伝えている。