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インタビュー

【RIZIN】クレベル・コイケが公開練習「牛久をサンカクで極める、1Rか2Rで一本勝ち」チャンピオンになったら「次は朝倉かな」=10月23日(日)『RIZIN.39』福岡

2022/10/13 15:10

『牛久、気をつけてね! これは試合で、MMA。ボディビルじゃない』『スタミナは落ちないけど、1Rか2Rで一本勝ち』

──米国のATTでの練習後、タイでは誰と練習をしてきましたか。

「タイではいろいろな有名な選手と練習した。一番一緒だったのはいつも仲良い、ONE Championshipでタイトルマッチのファブリシオ・アンドラージとか、ROAD FCからPFLのブルーノ・Robusto(・ミランダ)と、あと打撃の選手といっぱい練習した。次のPFLのタイトルマッチの彼(ブレンダン・ラウネーン)ともたまに一緒に練習した。それにムエタイの有名選手がいっぱいいて練習しました」

──今回のタイでの練習の目的はやはり打撃の強化?

「そう。タイに行ったらもっと打撃を直している。鈴木先生がいつも自分を助けてくれるけど、前に鈴木先生が怪我して長い休みになって。自分がタイに行ったら、打撃をレベルアップし、自信をつけたかった。いつもと違う人とも練習して。あと私、たぶんみんな知らないけど、タイで練習するのが大好きなのが、何でかというと、ブラジルにちょっと似ているから。近い。日本で言うと、すごい田舎、というか静か。自分がタイで練習するのはそれがめっちゃ大好きというのもあります」

──ファイター達の予想で「クレベル選手が不利」という声もあります。牛久選手がクレベル選手の仕掛けを全部潰してスタミナで上回る、と言われていることについてどう感じますか。

「チカラは、関係ないね! 私は力は心配しない。前に何回もポーランド(KSW)で試合をした相手はみんなもっと力あった。たぶん、牛久だったら当たり前に身体は強い。力があるけど、普通。自分の毎日の練習で、マルキーニョスやサトシ先生やヒロ(ヤマニハ)だったり(シュレック)関根さん、鈴木先生、これが自分のチームで、本当にみんな身体が強い。牛久だったらもう普通かな。『牛久、気をつけてね! これは試合で、MMA。ボディビルじゃないな。わかった? 私、身体が細いけど、絶対パワーがある、絶対、一本勝ちであなたに勝つよ』。心配しないよ」

──もし牛久選手が、一切グラウンドに付き合わなかったら打撃で戦う? あるいは寝技で逃さない自信がありますか。

「日本語だとちょっと分からないからポルトガル語で話すから通訳聞いて。Eu sei o que vem de la mas ele nao sabe o que vai daqui(『私は何が来るか知っている、しかし彼はこちらが何をするかを知らない』)。牛久はMMAは上手かな。でも、自分と同じスタイルの(選手と)彼はまだ戦っていない。私は同じようなスタイルの選手と何回も何回も戦ってきた。だから私、あんまり心配しない。分かる? 彼は打撃が上手? OK、レッツゴー。彼が力ある? 大丈夫、問題ない。分かる? 私もっともっとアグレッシブだから。たぶん、牛久は自分と同じタイプとまだ戦ってない。私、絶対ニュー・チャンプ(になる)。間違いない。私、絶対勝ちますよ。牛久が誰でもどうでも、寝技やりたい(なら)やる。打撃やりたい(なら)やる。何でもいい、MMAの試合(だから)」

──MMAで勝つということですね。

「間違いないです」

──牛久選手は「自分の方がスタミナで優っている」と、言っていました。その点はいかがですか。

「私はスタミナあるけど、まだみんな見てないな。まだ全部を見せていない。(いつも)一本勝ちだから。1R、2Rで終わっているから。私が戦うのにスタミナは問題ない。私は(スタミナが)落ちない。みんな私のスタミナが落ちると考えているけど、落ちない。10月23日に、みんなそれを見る。でもスタミナを心配する以前に、1Rか2Rで一本勝ち。心配しない。間違いない」

──ちょうどこのインスタライブを堀口恭司選手が見ているようです。

「ホリグチさーん!」

──最後は何で試合を決めたいですか。

「サンカクです」

──チャンピオンになったら誰と戦いたいですか。

「(小さな声で)朝倉(未来)かな。(人差し指を立てて)シーッ。まだ分からないけど、チャンピオンになったら、誰でもいいよ」

──榊原信行CEOが、次の王者への挑戦者が朝倉未来選手になる可能性を示唆しました。そのことについてはどう感じますか。

「RIZINはそれを(まだ自分に)言わない。でも私は1個ずつを考えている。自分の大事な試合がある。1個ずつを考えたい。当たり前に、これに勝てば大晦日できればやるか、分からない。とりあえずいまは10月に集中するだけ」

◆関根“シュレック”秀樹
「クレベルはスタミナ、柔術時代から10分の試合を戦っている。すごいパワフルな相手にいつも序盤にポイントを取られても、最後の8分、9分になると、スタミナと勝負根性で逆転して勝っている。これは、いままでのRIZINの試合でもそうだと思います。最初に序盤で押されても、必ず勝っている。スタミア面は絶対。牛久選手はフィジカルで優れている。でも普段の練習メンバーが、サトシ先生だったり、この俺の身体と練習して勝っているんだから、負けるわけがない。だからクレベルが勝つと思います」

◆ホベルト・サトシ・ソウザ
「クレベルはもちろん問題ない。極めとか打撃でも。この試合は2Rまで行くけど、絶対に極めると思います」

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