フェザー級で頭抜けているクレベル選手に、チャンピオンとして勝つことに意味がある
──対してファイター、クレベル・コイケの印象は?
「すごく打撃も粗い部分もあって、粗いけどしっかり総合でマッチしているというか。その打撃も自分の得意な寝技を活かすためにすごくマッチしているので、上手だなという印象があります。あとは際の攻防とかもすごく上手なので、そのイメージも出来ています」
──前回の斎藤戦からご自身はどれくらい変わっていますか。
「かなり。自分の中で。ただスタイルが、今までやってきた相手とはまたちょっと違うので。そういう意味でも、しっかり今まで見せてない部分も見せると思うので、皆さん楽しみにしていてください」
──勝率は?
「100パーセントですね。100って言い方はおかしいけど」
──確信がある?
「はい。すごく自信を持って戦えますね。あとはいいイメージを持って、いいコンディションで臨む。いま71、72kgですが、減量も多少ある(66kg契約)ので。高タンパク、低脂質で炭水化物も摂って動けるようにしています。胸肉だったり、魚の白身だったり。あとは最後のコンディションをしっかり整えることですね」
──タイトルマッチというのは気持ち的に変化がありますか。
「前回の試合もタイトルマッチだったんで。DEEPも含めてずっと続いていて、いつもと同じという感じです」
──この試合の前に、萩原選手、斎藤選手に勝った朝倉未来選手が、今回の勝者に大晦日に挑戦するというプランが榊原信行CEOから挙がっていることについてはどう感じていますか。
「僕は本当にこの試合に賭けているので、あまり先のことは考えていません。次の試合に集中しています」
──フィニッシュはKO? 一本?
「その展開になって行けるなら行きますし、しっかりその時の状況判断で決めます」
──いま、牛久選手にとってクレベル選手に勝つことの意味をどうとらえていますか。
「フェザー級で頭抜けている。ずっと連勝している選手で、僕の中でも、チャンピオンとしてこの試合に勝つことに意味があると感じています。すごく特別──毎試合かける思いは一緒ですが──今回もそういう思いが強いですね」