3Rにチャンスをつかみ、バダ・ハリから2度のダウンを奪って勝利したアリスター(C)GLORY
2022年10月9日(日)オランダ・アーネムにて開催された『GLORY COLLISION 4:HARI vs.OVEREEM THE FINAL ROUND』のメインイベントで、バダ・ハリ(オランダ/モロッコ)との13年ぶり1勝1敗で迎えた最終決着戦に勝利したアリスター・オーフレイム(オランダ)が試合後インタビューに答えた。
2Rまでバダ・ハリのペースで試合が進んでいたことに、アリスターは「それは様子を見ていたからです。それとちょっとしたリングの錆だった」と、UFCでの最後の試合から1年8カ月ぶりであり、キックボクシングの試合は約12年ぶりだったことから“錆”があったようなものだとした。
試合後、引退を示唆したハリについては「彼が困難な状況にあることは理解できる。彼とコーヒーを飲みに行きます。彼は非常に才能のあるファイターだ。彼が勝てず、怪我に対処しなければならないことは理解できる。しかし、彼は高い戦闘IQを持つファイターだ。私が彼なら辞めないでしょう。問題は、その困難にどう対処するかなんだ。私は自分自身をまだ進化し続けるつもりだ」と、ハリとコーヒーを飲みながら話したい、彼はまだ戦うことが出来るとメッセージを送る。
そして自身の今後については、GLORY世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベンに勝ってGLORY世界王者となり、MMAでの最後の試合をしたいとの計画を明かした。