連敗脱出に表情も明るかった堀口
2022年9月25日(日)さいたまスーパーアリーナに23,105人(主催者発表)の観衆を集めて開催された『RIZIN.38』。メインイベントのRIZINバンタム級(61.0kg)5分3Rで、金太郎(パンクラス大阪稲垣組)を2R2分59秒、肩固めに破った堀口恭司(アメリカントップチーム)が試合後インタビューに答えた。
「嬉しいですね。でもパンチもらってしまったので、もっと早く自分が得意な寝技に持って行ければなと思いましたね」と堀口。
金太郎の左ストレートにダウンを喫したことには「自分はヒヤッとしなかったです(笑)。ダメージはなくてフラッシュ。一瞬だけ意識がなくなってすぐに直った。金太郎選手は打撃が上手いのでテイクダウンをとって寝技で極めるプランでした。1R目で自分が欲張って打撃ばかりになっちゃって。焦りは全くなかったんですがマイク・ブラウンに『なにやってんだ、最初からテイクダウンに行け』と怒られました(笑)。相手も研究していてタックルに行きづらい戦い方をしてきましたね」と、焦りもダメージもなかったという。
また、「自分の対策をしてきた。セコンドも『あれが来る、これが来る』と言っていて、自分のことを研究している戦い方をしていましたね」と、金太郎陣営にかなり研究されていたとした。
試合後のマイクでは会場へ来て試合を見て欲しいとのアピールをしたが「音とか迫力ってテレビじゃ分からないことなので、生で見て欲しいですね」と、ライブ観戦をすすめる。
連敗を脱出したことには「一試合一試合に自分は気持ちを入れてやっているので、連敗とかは気にしていなくて。でも勝てたので凄く嬉しいですね」と言い、これからの目標には「これからもっともっと格闘技を盛り上げていきたいなと思っています」ということをあげた。「負けているので海外でやり返したいというのもありますね。でもRIZINに出てくれと言われれば榊原さんが組んでくれると思います」
そして「やはり体重が軽いので一階級下げようかなとは思っています」と、フライ級に階級を下げると話した。「今回も体重4kgくらいしか落としていなくて、もうちょっと落とせるので次から落とすことになります」
やはりUFCフライ級タイトルを照準に入れているのかとの問いには「負けたりしているので。UFCのベルトも獲ってないですし。でもまずはしっかりベラトールでベルトを巻きたいと思っています」と、まずはベラトールで結果を残したいとした。