▼第6試合 フェザー級 5分3R
〇飯田健夫(同級世界1位/フリー)
[3R 1分13秒 TKO] ※右ストレート
×論田愛空隆(心技館)
全日本アマチュア修斗選手権をオール一本勝ちで優勝。プロでも14勝のうち8つの一本勝ちを誇る飯田。その極めの強さで、7.3大阪大会でもフェザー級ランキング1位の。一気にトップコンテンダーに浮上し、
今回の後楽園ホール大会に出場する。
対するは、ハードパンチャーの論田愛空隆。2021年7月の中村倫也戦以来、約1年2カ月振りの復帰戦となる。今回から階級を上げてスタートを切ることとなり、その初戦で3連勝と波に乗る飯田との対戦となった。論田の階級変更が吉と出るか? それとも飯田がタイトルショットへ更に近づくのか?楽しみな一戦が決定した。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取る飯田に右ローは論田。さらに右フックをスウェイでかわす飯田。右ローを打ち込む論田。飯田は近づくと組むがすぐに突き放す論田。飯田の近づきに左フックを当てる論田。右はダックでかわす飯田だが、左はもらう。右ローから、論田の右をかわして左フックを当てる飯田。
論田は左を当てるが、飯田は左フックでダウンを奪うとバックへ。残り1分以上。足を伸ばす飯田。うつ伏せになる論田にパウンドし、仰向けになると論田の左腕を足で縛ってパームトゥパームでリアネイキドチョークへ。しかしあごを引いて凌ぐ論田。
2R、ワンツーの右を当てる論田。さらに左ハイもかすめる。飯田は笑みを浮かべながら右ミドルを返すが単発。論田のワンツーの右、右前蹴りが届く。踏み込んでの右が当たり始めた論田。左フックの相打ちも論田。左ボディストレートを返す飯田。しかし、論田は前に。
飯田は論田の大きな振りをかわして右の打ち下ろしでヒザを着かせる! すぐに立て直す論田を詰める飯田。論田はダブルレッグも金網使い立つ飯田のジャブに論田は後退。
飯田の右にふらつきスリップする論田のバックを奪う飯田はリアネイキドチョークから腕十字狙いもブザー。
3R、中央を取る飯田。右回りの論田を追い、論田の左フックをかわす。飯田は右ロー! さらに右に論田が足をもつらせて金網まで崩れたところでレフェリーが試合を止めた。
試合後、飯田は、「1位で寝技しか出来ないと思われてるので、今回ほぼ打撃一辺倒でいきました。SASUKE選手がROAD TO UFCでタイトルマッチが出来ないんで、暫定王座やらせてもらえませんか。北海道で嫁待っていて、東京で格闘技をやらせてもらっています。今の僕、めっちゃ強いです。暫定王座、よろしくお願いします」とアピールした。