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【UFC】体重大幅超過、因縁のチマエフvs.ホランドはチマエフが一本勝ち、UFC最後のネイトはファーガソンを4R ギロチンでタップ奪う=『UFC279』

2022/09/10 11:09

▼180ポンド キャッチウェイト 5分3R
〇ダニエル・ロドリゲス(米国)17勝2敗(UFC7勝1敗)※UFC4連勝
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×リー・ジンリャン(中国)19勝8敗(UFC11勝6敗)

 カードシャッフルにより、トニー・ファーガソンとのウェルター級戦から、180ポンド契約のロドリゲスとの試合になったジンリャン。ロドリゲスも急遽の対戦相手変更となる。

 1R、オーソドックス構えのジンリャン、サウスポー構えのロドリゲスは前手の右ジャブを当てて圧力をかける。ジンリャンは右の前蹴り。頭を動かしてワンツーで押し戻すが、その分ロドリゲスがバックステップする。

 右ミドルを当てるジンリャン。左ミドルを返すロドリゲスはブロッキングの右手に効かせる。右ジャブを当てて前に出るロドリゲス。ジンリャンは刀を抜くような仕草を見せる。

 2R、右ボディストレートを突くジンリャンは右インロー、前蹴りからサウスポー構えになる。ロドリゲスも左カーフを打つと、互いにクロス狙い。オーソドックス構えに戻すジンリャンは右ストレートを突く。打ち合いから右を当てたジンリャンは前に。さらに右フックを突く。左ハイを当てるロドリゲス。ジンリャンはその蹴り足を掴んで倒す。

 3Rも右前手を突いて圧力をかけるロドリゲス。その左をかわして左右を振るジンリャンだが遠い。左ジャブのダブルから前に出るジンリャンをかわすロドリゲスが右をヒット。ジンリャンは右ボディストレートも単発。ロドリゲスの入りをかわしてカウンターの右を狙うジンリャンだが、ロドリゲスも深くは追わず。判定はロドリゲスが2-1で勝利。

 ロドリゲスは試合後、「24時間以内の対戦変更は2試合目。対策は練れなかったけど、いい感じで試合に臨めた。最後のラウンドが勝負だった」と語った。

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