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【RISE】チャド・コリンズが今後は日本を主戦場にレギュラー参戦希望、山田洸誓はペットパノムルン挑戦に「地力を付けてから」と慎重

2022/08/22 22:08
 2022年8月21日(日)エディオンアリーナ大阪・第1競技場にて開催された『Cygame presents RISE WORLD SERIES OSAKA 2022』の一夜明け会見が、22日(月)大阪府内で行われた。  第15試合のスーパーライト級(-65kg)3分3R延長1RでRISEウェルター級王者・中野椋太(誠至会)を1R2分43秒、TKOに破ったチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)と、第14試合のスーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rでヤン・カッファ(オランダ/Florida Kickboxing Academy)を3R1分23秒、KOに仕留めたRISEスーパーライト級王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)が出席。前夜の試合を振り返った。  コリンズは「昨日の試合はあんなに早く倒せると思わなかった。もっと長く戦おうと思っていたので結果には満足しています。とってもハッピーです」とコメントし、「これから全部の試合をRISEでやりたいです。RISEで自分のキャリアを終えたいとも思っています。日本は素晴らしい国で世界で一番好き。日本のファンは僕のことをまるでロックスターのような扱いをしてくれるし、RISEのスタッフはケアしてくれるので大好きです。これからはRISEのチームの一員として戦いたいです」と、RISEに定期参戦して骨をうずめたいとまでいう。  山田は「結果が出て一安心しています。ヤン・カッファ選手にはリング上でも言ったんですが、遠くから来ていただいて戦ってもらって感謝しています。1R、2Rを通して相手が凄く前には来ていましたが、自分のやりたいことは出来ていたので、その中で3RのKOにつながたと思います。その点には満足しています」と試合を振り返った。  敗れはしたものの6月の『THE MATCH 2022』での経験が活きたかとの質問には「そうですね。THE MATCHは本当に特別な試合だったので、自分の人生の中でもいい経験だったと思います。それで培ったことも今回の試合に出たと思います」と答えた。  リング上では「格闘家としての最終章」との言葉も出たが、「ここ2~3年くらい辞めようと思っていて、ずるずると来ていて。でも最高の舞台を流れで運もあって用意していただいて、自分もそれに応えなあかんと思って結果も出てきました。運もいいけれど、昨日もリングの上でも言いましたが、自分が少しでもRISEに出来る恩返しと思っているところで、それには感謝しています」と、今は恩返しの期間だとする。  同じ階級で世界王者となったペットパノムルンへの挑戦についてどう思うかと聞かれた両者は、「ペットパノムルンと戦えるなら夢のようです。戦えるならドリームマッチでとても素晴らしい試合になると思います。素晴らしい選手だし、僕もいい選手なのでぜひ戦いたいです」(コリンズ)、「今はまだ考えてなかったですね。自分はもっと地力をつけていかないといけない。そういう段階です」(山田)と、すぐにでも挑戦したいというコリンズと地力をつけてからという山田。  では、2人の対決はどうかと聞かれると、コリンズは「それは全然考えていませんでした。同じ体重だと思っていませんでしたね(笑)。僕は誰とでもやります。全然やりますよ」とニッコリ。山田は「いや、怖いですよね(苦笑)。むっちゃ強いし。昨日見た人は分かっていると思うので、どうなるか分からないけれど…それは流れに任せたいです」とした。  会見に同席した伊藤隆RISE代表は「チャド、山田が王者ペットパノムルンにチャレンジする日も近いと思いました。チャドにはあと1~2試合日本人とやってもらいたい。海外から最強の選手を呼んで次期挑戦者決定戦もやりたいですね。チャドは今後RISEを主戦場にしていきたいというので、山田も含めて上がって来た選手にペットパノムルンにチャレンジさせたいです」と語った。 なお、セミファイナル(第16試合)のミドル級(-70kg)3分3R延長1Rでサモ・ペティ(スロベニア/シムソンジム)に延長Rで辛勝した海人(TEAM F.O.D)は、試合で負った怪我の検査があり会見を欠席した。
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