▼ミドル級 5分3R
〇パウロ・コスタ(ブラジル)14勝2敗(UFC6勝2敗)185.5lbs/84.14kg
[判定3-0] ※30-27×3
×ルーク・ロックホールド(米国)16勝6敗(UFC6勝5敗)185.5lbs/84.14kg
ミドル級6位のコスタ。3年ぶり復帰の元王者ロックホールドはランク外。31歳のコスタは、2019年8月にヨエル・ロメロに2R TKO勝ちも、王者イスラエル・アデサニヤにKO負け、マーヴィン・ベットーリ戦では体重超過でライトヘビー級戦で判定負けと連敗中。
ロックホールドは37歳。UFCではクリス・ワイドマンを下して王座獲得も、代役のマイケル・ビスピンに王座を明け渡した。ヨエル・ロメロとの暫定王座決定戦ではロメロの体重超過もありKO負け。2019年7月にライトヘビー級でヤン・ブラホヴィッチに2R KO負けし、以降、怪我もありケージから遠ざかっていた。
1R、サウスポー構えで左ふくらはぎにサポーターを着けるロックホールド。オーソのコスタの右を浴びて組み付くも剥がすコスタ。
なおもガード上に右を当てるコスタが金網に詰めてテイクダウン! ハーフガードのロックホールドは抱き寄せて脇を潜る。金網に上体を立てようとするが、コスタは潰して寝かすと脇に重いパンチを連打。
いったん亀になって立ち上がるロックホールドは左ミドルを連打! 下がりながら来いと示すコスタのターンに。詰めると左で差して金網に押しこみ。ロックホールドは右で小手に巻いて崩して離れる。ブザーにロックホールドは両ヒザに手を着いてしまう。
Rockhold is built DIFFERENT 😳
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3R、中央を取るのはコスタ。右ミドルから左に繋ぐが、廻し蹴りでバランスを崩したところにロックホールドは上に。それを跳ね上げてスクランブルで立ち上がるコスタ。
下がるロックホールドは半身に。右ストレートを被弾し金網背にするが、左ストレートで押し戻す。後ろ手にしてノーガードを見せるコスタに、ロックホールドは遠間からダブルレッグへ。
これを切ったコスタ。ロックホールドはヒップアタックもガードに戻せず。サイドを奪われバギーチョーク狙いも、かけさせないコスタはバックへ。リアネイキドチョーク狙いに脇に腕を挟むロックホールドは、正対して上になるも残り20秒。コスタはガードの中に入れてブザーを待つ。
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判定は3-0(30-27×3)でコスタが勝利。「ソルトレークシティー、最高だ。前回試合した2019年、その時以来だ。この観客から湧き上がるエネルギーはすごかった。ありがとう。この試合は戦争だった。そしてとても良い戦いでもあった。
#UFC278 Official Result: Paulo Costa (@BorrachinhaMMA) (30-27 x 3) def Luke Rockhold by unanimous decision.
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敗者のロックホールドは、「昨年いろいろあった。ありがとう、UFC。もうできない。すべてを捧げました。歳も取った」と、3年ぶりの試合で引退を表明した。
The final ride for the former champ - congratulations @LukeRockhold on an incredible career 👏 #UFC278 pic.twitter.com/BlmuRmmlYf
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