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【UFC】ウスマン敗れる! エドワーズが左ハイKO!! 復帰ロックホールドはコスタに判定負けで引退、ドヴァリシビリがアルド越え、ロマノフ連勝が「16」でストップ。3連勝アルバジがフィゲイレード弟を下す=『UFC278』

2022/08/20 23:08

▼ミドル級 5分3R
〇パウロ・コスタ(ブラジル)14勝2敗(UFC6勝2敗)185.5lbs/84.14kg
[判定3-0] ※30-27×3
×ルーク・ロックホールド(米国)16勝6敗(UFC6勝5敗)185.5lbs/84.14kg

 ミドル級6位のコスタ。3年ぶり復帰の元王者ロックホールドはランク外。31歳のコスタは、2019年8月にヨエル・ロメロに2R TKO勝ちも、王者イスラエル・アデサニヤにKO負け、マーヴィン・ベットーリ戦では体重超過でライトヘビー級戦で判定負けと連敗中。

 ロックホールドは37歳。UFCではクリス・ワイドマンを下して王座獲得も、代役のマイケル・ビスピンに王座を明け渡した。ヨエル・ロメロとの暫定王座決定戦ではロメロの体重超過もありKO負け。2019年7月にライトヘビー級でヤン・ブラホヴィッチに2R KO負けし、以降、怪我もありケージから遠ざかっていた。

 1R、サウスポー構えで左ふくらはぎにサポーターを着けるロックホールド。オーソのコスタの右を浴びて組み付くも剥がすコスタ。

 なおもガード上に右を当てるコスタが金網に詰めてテイクダウン! ハーフガードのロックホールドは抱き寄せて脇を潜る。金網に上体を立てようとするが、コスタは潰して寝かすと脇に重いパンチを連打。

 いったん亀になって立ち上がるロックホールドは左ミドルを連打! 下がりながら来いと示すコスタのターンに。詰めると左で差して金網に押しこみ。ロックホールドは右で小手に巻いて崩して離れる。ブザーにロックホールドは両ヒザに手を着いてしまう。

 3R、中央を取るのはコスタ。右ミドルから左に繋ぐが、廻し蹴りでバランスを崩したところにロックホールドは上に。それを跳ね上げてスクランブルで立ち上がるコスタ。

 下がるロックホールドは半身に。右ストレートを被弾し金網背にするが、左ストレートで押し戻す。後ろ手にしてノーガードを見せるコスタに、ロックホールドは遠間からダブルレッグへ。

 これを切ったコスタ。ロックホールドはヒップアタックもガードに戻せず。サイドを奪われバギーチョーク狙いも、かけさせないコスタはバックへ。リアネイキドチョーク狙いに脇に腕を挟むロックホールドは、正対して上になるも残り20秒。コスタはガードの中に入れてブザーを待つ。

 判定は3-0(30-27×3)でコスタが勝利。「ソルトレークシティー、最高だ。前回試合した2019年、その時以来だ。この観客から湧き上がるエネルギーはすごかった。ありがとう。この試合は戦争だった。そしてとても良い戦いでもあった。彼が良いショットをたくさん打ってきて驚いた。サプライズばかりだよ。クリアショットを当ててもすぐに当て返してきた。みんなは彼のアゴが脆いと言ってるけど、実際はそうではなかった」とコメント。

 敗者のロックホールドは、「昨年いろいろあった。ありがとう、UFC。もうできない。すべてを捧げました。歳も取った」と、3年ぶりの試合で引退を表明した。

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