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UFC 276: Adesanya vs. Cannonier 速報
2022年7月2日(日本時間3日)米国ネバダ州ラスベガス・Tモバイル・アリーナ
【メインカード】
▼UFC世界ミドル級選手権試合 5分5R
〇イスラエル・アデサニヤ(ナイジェリア)23勝1敗(UFC12勝1敗)
[判定3-0] ※49-46×2, 50-45
×ジャレッド・キャノニア(米国)15勝6敗(UFC8勝6敗)
※アデサニヤが5度目の防衛に成功
ミドル級タイトルマッチ5分5R。王者アデサニヤが、2位のキャノニアの挑戦を受ける。
5度目の防衛戦に臨むアデサニヤは、アンダーテイカーのテーマで登場。ハットを被り、骨壺を両手に抱えて花道を進むと、ケージイン時に四つん這いになり、「ここは俺の場所」とばかりにポストにマーキングの仕草。2月の前戦では最強挑戦者ロバート・ウィテカーに判定勝ちしている。
対する“キラゴリラ”キヤノニアはミドル級では5勝1敗。唯一の黒星はウィテカー。2月の前戦ではデレク・ブルンソンを2R 右ヒジでTKOに下している。
Izzy just marked his territory 💦
— UFC (@ufc) July 3, 2022
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1R、ともにオーソドックス構えから。ともに右ローから。左右足を入れ替えるアデサニヤは左前蹴りをそのまま前に置いてスイッチ。右ローを当てる。
オーソドックス構えのアデサニヤにサウスポーから左前蹴りをみせるキャノニア。オーソドックス構えに帰るキャノニアに左ハイをブロック上に当てるアデサニヤ。
No touch glove on this one!👀 #UFC276 pic.twitter.com/eyrznK3mhw
— UFC_AUSNZ (@UFC_AUSNZ) July 3, 2022
2R、ともにオーソドックス構えから。キャノニアの右ローは遠い。かわすアデサニヤが圧力をかける。前手を伸ばして左右ハイキック。右はブロッキングしたキャノニアだが、入れない。オーソから左ジャブを当てるアデサニヤは、スイッチしてサウスポー構えに。
左ローを当てると、そこにキヤノニアは右を合わせにいくが空振り。右ハイも当たらず。右腕を回してフェイントから右ボディを突くアデサニヤ。押し戻すキヤノニアは組みにいくがさばかれる。
オーソから左ジャブを突き、サウスポー構えになるキヤノニアは右前手フックも空振り。その打ち終わりにアデサニヤは左ハイをブロック上に当てる。キヤノニアの左の入りにアデサニヤの左前手が目に入り中断後、再開。
オーソからサウスポー構えのキャノニアに右インローを当てるアデサニヤ。しっかりジャブを当てストレートで詰める。
That @Stylebender jab is hitting with pinpoint accuracy 🎯 #UFC276 pic.twitter.com/wQANTGQG7J
— UFC (@ufc) July 3, 2022
3R、サウスポー構えから左インロー。下がりながら左右の足を入れ替えるアデサニヤは右ロー。キャノニアの前進に前手を伸ばしてさばくアデサニヤ。強引に詰めるキャノニアに首相撲からシングルレッグも足を外に出して切るアデサニヤ。体を入れ替え、左右で詰めると、キャノニアノバックフィストはかわす。
サウスポー構えから右前手のフックを振るキャノニアだが、見切るアデサニヤ。左ジャブの打ち終わりにキャノニアは右をヒット。そのまま詰めてダブルアンダーで押し込むが、右での差しに変えてヒザ。アデサニヤは左で小手に巻いて崩れず。突き放して右ハイをブロック上に当ててブザー。
4R、キャノニアの詰めをステップで外して、体を入れ替え、左アウトローを当てるアデサニヤ。キャノニアは右クロスをかすめるが、続く右フックはダッキングしてサークリングでかわす。組みに入るキャノニアは両脇を差すが、押し込んでも展開なく、離れるアデサニヤが右前蹴りで牽制。
キャノニアの右の強振に左ジャブを内側から突くアデサニヤ。詰めて押し込むキャノニアに首相撲から金網背に休むアデサニヤ。キャノニアの右ヒジをかわして突き離すと、右フックもかわす。ブザーに金網に両手を着けてもたれかかる。
#UFC276 Official Result: Israel Adesanya (@Stylebender) (49-46, 50-45, 49-46) defeats Jared Cannonier by Unanimous Decision.#UFC276 fight results, recaps, and winner interviews ➡️: https://t.co/T9i8nGClZM
— UFC News (@UFCNews) July 3, 2022
5R、オーソから左右の右を突くキャノニア。かわすアデサニヤもジャブ連打。さらに右ハイ、左ジャブと対角に攻撃。両手を合わせての右ヒジも狙う。オーソからジャブ&右ローを当てるアデサニヤ。キャノニアは右回りから右をかすめるが追打、追い足は無い。右で差して組んだキャノニアは金網まで押し込むが、小手に巻きさばくアデサニヤに、シングルレッグに切り替えるキャノニアだが、崩せず。そこに詰めたアデサニヤだが、キャノニアは左をヒット。ここはアデサニヤがクリンチ。突き放してワンツーでキャノニアを下がらせる。
To the judges we go - drop your scorecards 👇 #UFC276 pic.twitter.com/odcglciyRz
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判定は3-0(49-46×2, 50-45)でアデサニヤが勝利、5度目の防衛に成功。ケージの中でのインタビューで、「キャノニアを対戦相手として楽しみにしていた。ジョン・クラウチとウチのチームとの戦いでもあった。次は、キックボクシングの試合でも何でもできる。お前は何も出来ない、凍らせる」と、GLORY時代に敗れているアレックス・ペレイラを指名した。
There's only one man @Stylebender wants next - and that's Alex Pereira 😤 #UFC276 pic.twitter.com/iFNbXt7hdE
— UFC (@ufc) July 3, 2022
Israel Adesanya (@Stylebender)'s 12-fight win streak at middleweight is now the 2nd longest in the division's history (Silva, 13).#UFC276 fight results, recaps & interviews ➡️: https://t.co/T9i8nGClZM
— UFC News (@UFCNews) July 3, 2022