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【RIZIN】山本美憂、柔道家対策で平田樹&アーセンもセコンド、アグォンとともに「夫婦勝利」誓う

2022/06/28 12:06
【RIZIN】山本美憂、柔道家対策で平田樹&アーセンもセコンド、アグォンとともに「夫婦勝利」誓う

(C)ゴング格闘技/RIZIN FF

 2022年7月2日(土)、沖縄アリーナにて開催される『RIZIN.36』第11試合のスーパーアトム級(49kg)戦で、大島沙緒里(AACC)と対戦する、山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)が27日、都内にて公開練習を行なった。

 山本は、2018年7月から2019年大晦日まで、4連勝を含む5勝1敗も、2020年12月に浜崎朱加に一本負け、2021年11月の前戦ではRENAのカウンターのヒザ蹴りを受け、逆転のTKO負けを喫している。

 沖縄での平仲信明会長との交流、さらにKRAZYBEE沖縄設立と、沖縄と縁の深い山本“KID”徳郁の誘いにより、一時は家族で移り住んでいた山本にとって、沖縄は第二の“ホーム”。

「沖縄には“家族”、といえる人たちがいて、前回あそこまで押してて、そこで負けてしまい、様々な沖縄の方達を悲しませてしまったので、今回はちゃんと勝って、皆で一緒に騒ぎたいです」と、山本はいう。

 この日は、東京馬込のKRAZYBEEで公開練習。長男のアーセンが持つミットにサウスポー構えから、左右のパンチを1発1発、丁寧に打ち込んだ。

 ショートカットの金髪姿となり、「練習中に髪が散乱して暑いし、編むのも痒くなるから嫌になって、切りました。機能が気持ちを変えさせました」と笑う山本は、現在のコンディションについて「ここまでちゃんとトレーニングを積んできました。あとは体重調整と本番で思いっきり力を出せるようにするだけ」と充実の表情を見せた。

試合が終わって手が上がるまで集中する

 前戦では、シュートボクシングからMMAに挑戦するRENAを相手に、スタンドで立ち会い、テイクダウンから上を取ったが、2Rにカウンターのヒザ蹴りをもらい逆転TKO負けを喫した。前々戦では、浜崎朱加にシングルレッグに入ったところにカウンターのキムラで回され、最後はセンタク挟みに敗れている。いずれも一瞬の判断ミス、あるいは動きが雑になったところを対戦相手に突かれた。

 敗戦の課題を「最後まで、自分の試合が終わって手が上がるまで集中すること」という山本は、「ミスをしないように自分のゲームプランで相手を倒しに行く。いままで寝技でミスを犯して極められてしまうことがあったので、今回の相手もそれを狙ってくると思うので、それがないように練習してきました」と語る。

 今回の対戦相手は、柔道出身で、際立って極めの強いグラップラーの大島で、現在、DEEPミクロ級王者とDEEP JEWELSアトム級王者の二冠を抱く。

 大島について「とてもアグレッシブで寝技が強い選手なので、そのへんのところは意識して練習してきました」という。

「相手の得意な戦いには行かないようにしたいですけど、寝技でも練習してきているので、立ちでも寝技でも両方大丈夫です。KOも狙っていきたい」と、互いに組みが強いなか、上からでも下からでも極めに来る大島に対し、山本は立ち技でも勝負し、テイクダウンから自分の形で相手をドミネートする構えだ。

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