▼第6試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
〇チャッピー吉沼(フリー/同級7位)
判定3-0 ※29-28、30-28×2
×稲石竜弥(Team OJ/ライト級9位、第2代Bigbangライト級王者)
吉沼は1年ぶりのRISE復帰となった2月の『RISE 155』より、リングネームを突如チャッピー吉沼に変更。公式計量と会見には顔面を白塗りのロックスタイルで登場し、語尾に「ベイべ」と付けて周囲を困惑させていた。試合は判定で麻火佑太郎に負けてしまったもののかなりのインパクトを残している。戦績は9勝(3KO)7敗1分。
対する稲石は第2代Bigbangライト級王座、第19代MA日本ライト級王座、第13代APKFスーパーフェザー級王座に輝いた三冠王だが、計量時に履くセクシーパンツがお馴染みで、入場時には某アニメキャラクターのイノシシのお面を被って登場し、試合も超変則で“変態”と呼ばれる。最近の試合ではオープンフィンガーマッチにも挑戦し、FIGHT CLUBに参戦。MMAファイターのユウトと引き分けている。戦績は26勝(6KO)16敗2分。
稲石は「みんな応援よろしく!」と叫んでから試合開始。1R、サウスポーの吉沼は左ミドルと左ストレート&右フック、稲石は踏み込むと同時に変なフォームから左のパンチを入れる。稲石が入り込んでくるところに右フックを合わせてダウンを奪う吉沼。稲石はダウンを感じさせず前へ出て左のパンチを出し、バックハンドブローを空振りするとそのまま回転して左ミドル。
2R、吉沼は左ストレート、稲石は右ストレートでボディを打つ。稲石は変則的な動きからいきなり左を打ち、右へつなげる。稲石の軌道が読みづらいパンチが当たり始め、吉沼は鼻から出血。吉沼はジャブで立て直そうとするが稲石は変則的な動きで入り込んでパンチを当てる。
3Rも飛び込んで左フックを打つ稲石。吉沼は飛びヒザ蹴りで応戦。前に出ると同時に左を打つ稲石は、左フックの大振りもヒットさせる。バッティングで稲石が左目上から流血し、ドクターチェック。再開後、前に出る吉沼が攻めの姿勢を見せるが稲石はバックハンドブロー。いきなり飛び込んでくる稲石に吉沼は手を焼く。