ONE Championship
6月15日の「ONE: LEGENDARY QUEST」上海大会に向け12日、公式フェイスオフが同地のユンスペースにて行われた。
メインイベントでは「ONE女子アトム級ムエタイ世界タイトルマッチ」に臨む、王者スタンプ・フェアテックス(タイ)と挑戦者アルマ・ユニク(豪州)が対戦。フェイスオフではスタンプがピンクのスーツにミニスカートを合わせれば、ユニクもタイトなワンピースで登場。試合衣とは異なる艶やかな姿で決戦を盛り上げた。
王者のスタンプは「これは中国では初めてのことです。皆さんの温かい歓迎と、ONE Championshipがくれた機会に本当に感謝しています」と地元ファンに挨拶。
王座戦に向け「今週の土曜の夜の私の対戦相手(アルマ・ユニク)は速く攻撃的です。彼女は対戦相手に多くのプレッシャーをかけるのが好きで、スピーディに動きます。私も彼女に圧力をかけようとします。ファンにエキサイティングなショーをお見せしたいと思います」と激闘を予告した。
さらに、「ムエタイは私の生き方で、子供の頃からトレーニングをしてきました。私はただ家族にもっと良い人生を送ってもらいたいです。そして、世界中の女性を誇りに思うようにしたいです」とONE女子立ち技二冠王は語った。
対する挑戦者で、WBCとIPCCの世界バンタム級王者であるユニクも「私は肉体的にも精神的にも準備ができています。ONE Championship最大のステージで、私は自分自身と自分が何をしているのかを見せたいと思います。私はスタンプとつま先を付き合わせて戦う準備ができています」とインファイトを予告。
さらに「彼女は偉大なチャンピオンです。しかし私は強く、速く、そして拳を交換するのが好きです。殴り合うことを恐れていません。もちろん、私はノックアウトするつもりです。しかし、私はこの戦いがどのように終わるのか予測できません。代わりに、私は最初から最後まで最善を尽くすことを約束します」と王者と同様に、挑戦者も熱戦に向かう覚悟を決めていることを語った。
また、フェイスオフには、日本から秋山成勲、松嶋こよみ、平田樹が参加。さらにその対戦相手であるアギラン・タニ、クォン・ウォンイル、アンジェリー・サバナルも出席。それぞれ、ファンの前で対峙した。
「ONE: LEGENDARY QUEST」は6月15日(土)、上海の宝山アリーナで開催され、日本ではAbemaTVが17時40分から生中継を予定している。
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