▼ONEライト級(77.1kg)サブミッショングラップリング 10分1R
〇ケイド・ルオトロ(米国)76.2kg, 1.0023
[ジャッジ裁定]
×青木真也(日本)75.7kg, 1.0018
グラップリングルールながら、青木は3月の秋山成勲戦での2R TKO負け以来、わずか2カ月での再起戦。グラップリング界の新星・双子のルオトロ兄弟の弟ケイドと対戦する。
ルールは10分1Rで、サブミッションによる勝利、または有効な技/仕掛けに対して、レフェリーが「キャッチ」と評価。サブミッションで試合が決まらなければ、そのキャッチが多かったファイターが勝利となる。
#ONE157 もいよいよ後半戦!
復活をかけたレジェンド青木真也🇯🇵が入場✨
柔術界の若き実力者、ケイド・ルオトロ🇺🇸とのグラップリングマッチに挑みます🔥
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3歳から兄弟で柔術に取り組んだケイドは、現在は「アトスHQ」でアンドレ・ガウヴァオンの指導も受けており、オールドスクールからモダン、スクランブルのグラップリングまでノンストップの動きでトップからの強さを誇る超新星だ。ADCC後にMMA挑戦に向けて動き出すことを語っている。
1R、頭を上から触るルオトロ。いったんケージ際に押し込むも離れる。金網背負う青木。組んでも離れるルオトロ。前足のかかとを引いてからすぐにスタンドバックから両足をかけるルオトロ! 青木も胴に4の字は組ませず。右足を右腕の上からかけるルオトロ。その両足首を掴む青木。組み手の位置から首をいったんフリーにして足を解除に。
ルオトロの左踵を後ろに回し、足の上に乗り腰をずらして正対からシングルレッグ狙いもダースチョークを狙うルオトロ。頭を抜く青木。左で差すルオトロは首相撲も。
金網まで下がる青木。組み手争い。ルオトロはシングルレッグも深追いせず左差しに切り替え。その腕を手繰り押し込みかけた青木。
逆に金網を蹴って青木に飛び乗ってジャンピングガードに入れるルオトロ! シングルバックから4の字ロック。上体を起こす青木に背中に乗り直すルオトロ。腕十字狙いも。右足で右足をコントロールし、肩固めとエゼキエルチョーク=ノーギの袖車絞めを同時に狙うルオトロ。さらにギロチンも狙うルオトロ!
頭を外した青木に、ベリンボロからトラックポジションでツイスターも狙うルオトロ。それを外して立ち上がる青木。金網に下がるとイエローカード。再開。残り30秒から、ルオトロは引き込んでバギーチョーク! 「キャッチ」を得るも左足は抜けず。ここは極め切れず。
判定はルオトロが勝利。仕留めきれなかった19歳のルオトロは浮かない表情。「アオキはタフだった」と語り、グラップリングのスペシャリストを相手に極めさせなかった39歳の青木はジャッジ裁定で敗れるも笑顔も見せた。
Kade Ruotolo goes OFF THE WALL to take the back! 🤯#ONE157 | #ONEChampionship | https://t.co/eBUfsODAFL pic.twitter.com/P4tcdeDMv2
— ONE Championship (@ONEChampionship) May 20, 2022