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【ONE】2大王座戦はペットモラコット、ラシリがベルト巻く。青木真也がルオトロに判定負けも極めさせず、内藤大樹がスーパーレックに判定負け、“鬼神”ロッタンが再起KO勝ち!

2022/05/20 15:05

▼ONEフェザー級(70.3kg)キックボクシング 3分3R
〇モハメド・ブタザ(モロッコ)70.2kg, 1.0210
[判定3-0]
×ダビッド・キリア(グルジア)70.3kg, 1.0237

 Enfusion 67kg級王者をはじめ、オランダや欧州で複数のタイトルを獲得しているモハメド・ブタザが初参戦。プロ戦績15勝(5KO)5敗。オランダ系モロッコ人でオランダのアムステルダム出身。現在22歳でモハメド・ベナセルの指導を受けている。


 1R、長身のブタザはサウスポー構えから入る。オーソドックスのキリアは右ロー。左ミドルのダブルを打つブタザ。長いワンツーにキリアも前手の左フックを合わせる。


 右前蹴り、左ミドルのブタザ。キリアも右ミドルを返すが、ブタザは長い蹴りで間合いを取る。跳びヒザを見せてゴング。


 2R、左右の蹴りはブタザ。キリアの入りには高いヒザを狙う。ブタザの左ミドルに右ミドルを返すキリア。飛び込んでのワンツーの右も、ブタザは高い右前蹴りを顔面にヒット! さらにヒザ蹴りを当て、キリアの打ち返しをスウェイでかわす。


 詰めるキリアだが、左右にかわし、前蹴りで間合いを取るブタザ。近くなるとヒザを突き、左右の蹴りをダブルで突く。キリアは手数が落ちる。


 3R、左ハイを打つブタザ。詰めるキリアは左フックもブロックするブタザは左右の蹴りの打ち返し。左右にサークリングしてさばくブタザは左右の前蹴り連打。さらに左の跳びヒザ! 左の蹴りを上下に打ち分け、ジャブストレートと手数・足数を止めず。サンドバッグ状態のキリア。最後はブタザが右ローを当てて、耳に手を当てて、ゴングを待つ仕草。直後にゴングが鳴った。


 判定は3-0でブタザが完勝。ONEフェザー級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーボン(タイ)や、世界グランプリ優勝者のチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン / ベラルーシ)、マラット・グレゴリアン(アルメニア)、シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)ら強豪がひしめくフェザー級戦線に、22歳のブタザが名乗りを挙げた。

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