▼第3試合 Exciting RIZIN presents グラップリングタッグマッチ 10分1R
-所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)&金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
[ドロー(※判定無し)]
-中村大介(夕月堂本舗)&太田忍(パラエストラ柏)
※勝利チームに賞金100万円
【ルール】
10分1R制のグラップリングルールで打撃行為は禁止。1チーム2名のタッグマッチ(試合中は1対1)で3本勝負。勝敗の決定は「試合時間内に2本先取したチーム、もしくは時間切れ時点で一本取得本数が多いチームの勝ち」(※一本取得本数に差がない場合はドロー)。タッチ回数は無制限(タッチ:控え選手がコーナーポスト上面に手で触れている状態で、試合中の選手の手に手で触れてタッチが成立)。試合中に「一本」となった場合、両選手共に控え選手と交代の上、試合を再開(一本取られた選手も負傷等がない限り、チームに残って試合に参加することが可能)。
所英男&金原正徳チームと、中村大介&太田忍チームによるグラップリングタッグマッチ。世代が異なるキーマンの太田は日本代表のシングレットを着用し、コールにバック宙を披露。対する金原が先発。
引き込み気味の金原はシッティングガード。足をさばきにいこうとする太田は、得意の首を抱えてがぶりに。左で脇を差す金原は首を抜きバック狙いも逃げる太田。
互いにタッチ。所の潜りにセンタク挟みを合わせる中村。脇固め狙いも。互いに立ち上がりアームロック狙い。腕十字狙いから再びセンタク挟みも合わせる中村。首を抜くところに足関節を狙う中村。立ち上がる所と互いにアームロック狙いから袈裟固め。立ち上がる所はタッチ。
金原は後方への投げから肩固め狙い、半身になる中村のバックを奪い、リアネイキドチョーク狙い。ここも凌ぐ中村。組み手争いから足を解き上に変えた金原は肩固めへ。ここも半身になる中村にチョークで金原が絞ると、中村は老獪に床を一度叩くもタップにあらず。「タップしただろ」と苦笑する金原。
中村は太田にタッチ。金原も所にタッチ。投げを狙う太田に、所は脱力しサイドを取らせるが、足を戻す。所のタッチを金原は拒否。スタンドで向き合う両者。所のジャンピングガードをスラムする太田!
所の足を持ってひきずり自陣コーナーに。立つ所は尻を見せてヒザ十字狙い。がぶる太田に所がマットを蹴ると、太田は首を抱えたまま後方に豪快にがぶり返し! さらにギロチンから後方に投げると最後は下の所にバック転パスガード狙い。そこに下から足で迎撃する所。
太田「あっという間でした。金原選手から『やろう』と言われたんですけど、100万円がちょっと(笑)、今日は極められなかったですけど、7月の沖縄大会に出たいです」
中村「やられた印象がついたのがちょっとムカついたんですが(笑)。41歳、全部使い切るスタイルは変えないです。タップ? してない、してない。全然、してないです!」
金原「(VTR見て)大介、タップしたでしょ?(笑)。太田選手とは組んだことが無く、自分から指名させてもらいましたが、もうちょっとやりたかった。機会があればお願いします」
所「何もできず、太田選手の凄さを体感できて、前回うまくいったんですけど、やっぱりすごいなあと。中村さんとは……またお願いします」