テイシェイラvs.プロハースカ、シェフチェンコvs.サントスの2大王座戦。『ROAD TO UFC』にも注目
なお、同大会では、UFC世界ライトヘビー級王者グローヴァー・テイシェイラ(ブラジ)に、元RIZIN同級王者のイリー・プロハースカ(チェコ)が挑むタイトルマッチのほか、UFC世界女子フライ級選手権試合として、ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(キルギス)と、19勝1敗のタイラ・サントス(ブラジル)による王座戦も決定している。
2大王座戦のほかにも、元UFC世界女子ストロー級王者のジャン・ウェイリー(中国)と、ヨアナ・イェンジェイチック(ポーランド)が2020年3月以来の再戦、UFC2連勝中のブレンダン・アレン(米国)とジェイコブ・マルクーン(豪州)によるミドル級戦も決定。
また、韓国からフェザー級でUFC3勝3敗のチェ・スンウが参戦。豪州のジョシュア・クリバオと対戦するほか、バンタム級でカン・ギョンホ(17勝9敗1NC)が参戦。3連勝から前戦のハニ・ヤヒーラ戦の判定負けを経て巻き返しを図る。ギョンホに対するは同級トップ15入りを狙うダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ出身のサイモン・オリベイラ(18勝4敗、ブラジル)だ。
女子ストロー級では、上海のUFCパフォーマンス・インスティチュートのUFCアカデミー出身の中国人ファイター・リャン・ナがUFC2戦目で、アルゼンチンのシルヴァナ・ゴメス・ファアレスと対戦。女子バンタム級で、ラモナ・パスカル(中国)がUFC2戦目で、UFC1勝2敗のジョセリン・エドワーズ(パナマ)を相手にオクタゴン初白星を目指す。
また、中国で初めてコンテンダーシリーズからUFCの契約を勝ち取ったマヘシャテが、元BellatorでUFC1勝1敗のスティーブ・ガルシア(米国)と対戦するライト級戦も組まれている。
この『UFC275』の前日&前々日には、シンガポールで『ROAD TO UFC』の1回戦(フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級・各8選手)が組まれており、日本からも選手が参戦予定となっており、日本のファンにとっても見逃せないファイトウィークとなりそうだ。