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【Bellator】堀口恭司が一時帰国で川尻達也と対談「年末に日本大会がありそうなので、自分はやりたい」、「40歳には現役を引退。それまでにBellator、UFCのベルトを獲る」

2022/05/03 20:05

これまで日本人がやったことのないことを実現したい


【写真】ハワイで堀口がファンのために選んだプレゼントのユニークな帽子。試着に堀口も笑顔。

 イベントには約千人の応募から抽選で当選した限定50名が来場。堀口への質問も受け付けられ、「緊張しない方法」を問われた堀口は、「自分の場合、“試合だ、どうしよう”と考えると緊張に繋がるから、“今日もみんなと同じで、いつもと同じ普通の一日だ”と思うようにする。最初から影響されないんです。周囲に“何、緊張してんだよ”と言うくらい」と回答。その答えを聞いた川尻は「僕は試合前に控え室から花道まで小刻みに移動するのが嫌で嫌で。堀口選手はメンタルの鬼!」と苦笑。

 柔道をやっているというファンからの「試合に一番いいコンディションを作るためにすべきことは」の問いには、「練習で自分の得意なこと、不得意なことを把握すること。そして、その不得意なことをどうやったら対処できるかだけに費やすと穴が減る。弱点を無くすと、試合でも得意なことが活きる。自分の場合も、最初、寝技が苦手で、寝技を克服すれば得意なことももっと使えるようになりました」とアドバイスを贈った。

 また、「32歳、35歳、40歳になったときのそれぞれの夢」を問われた31歳の堀口は、「そんなに刻んで夢を持っていないですけど」と苦笑しながらも、「40歳には現役を引退をしようと決めています。それまでにBellator、UFCのベルトを獲る、これまで日本人がやったことのないことを実現したい」と、世界のトップを諦めない強い気持ちを語った。


 日本への一時帰国は3週間ほど。充電し、再起を目指す堀口に川尻は「いろんな人の期待を背負って大変だとは思いますが、堀口選手らしく戦って、これからも期待しています」とエール。


【写真】リング上で「全力の『またねー』」を求められた堀口は、力いっぱい「またねー」でトークを締めくくった。

 堀口は「応援、ほんとうにありがとうございます。前回の試合負けてしまいましたけど、まずはしっかりとBellatorのベルトを目指し、遠回りしながらでも取りに行こうかなと思っています。こっからどんどん格闘技を盛り上げていくのでよろしくお願いします!」と力強く語った。怪我もなく、元気な姿を日本のファンに見せた堀口恭司。“史上最強のMade In JAPAN”は、日本で英気を養い、再びマットへと向かう。

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