2018年12月以来のKO勝ちを飾った西京
2022年4月30日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.136』の一夜明け会見が、5月1日(日)都内にて行われた。
セミファイナルのライト級3分3R延長1Rで、Bigbangスーパーライト級王者・増井侑輝(真樹ジムAICHI)に2R58秒、左フックでKO勝ちした西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が会見に出席。前夜の試合を振り返った。
「試合前にレベルの違いを見せるとか倒すとか言っていましたが、1Rはガッチガチで2Rは修正できて、ああいう倒し方が出来てよかったです」
久しぶりのKrush出場は「1年半ぶりだったんですけれど、後楽園独特の雰囲気はありました」と、その独特の空気に堅くなってしまったようだ。加えてK-1に出ている自分が他団体の王者に負けるわけにはいかないとのプライドが「ありました。それもあってめちゃくちゃガチガチだったので、結果的にKO出来たのでよかったです」と微笑む。
それでもKO出来たことには「倒すと言っていたので良かったし、練習でも倒す練習はしていたのでそこが出たかなと思います」と、練習の成果を発揮できたという。
1度目のダウンもKOしたのも左フックだったが「最初のダウンを取った時もKOした時も感触はなかったですね」と綺麗に打ち抜けた様子。
K-1で3試合を経験したことには「K-1は会場が大きいので観客や応援している人が多くて緊張するんですが、そういうのがなくなってきたので。そこは成長したかなと」と、以前ほど緊張しなくなったことが大きいと話した。。
KOした直後はハイテンションで大喜びしていたが、マイクを持つと途端に冷静になったことを指摘されると「3年ぶりのKOだったので喜びが爆発したんですが、一気に冷静になりました(笑)」と笑った。「自分、怒ることも全然ないですし、感情の起伏がないというか冷静ですね」と普段からあまり感情が表に出ないのだという。
今後については「昨日リング上でも言いましたが、K-1に出ている上の選手たちとやっていきたいです」と、上位陣に挑んでいきたいと言い、「自分はまだまだこんなもんじゃないので、これからも注目お願いします」とさらなる活躍を誓った。