▼女子準決勝
○八幡華菜(東京城西支部)
再延長 判定3-0
×本村愛花(東京城東北千住支部)
互いに様子を見合う静かな立ち上がりが30秒ほど続き、この均衡を崩しにかかったのは八幡。突きからの下段廻し蹴り、押して下段廻し蹴りと、蹴りにつなげるコンビネーションで先手を仕掛ける。本村は突きから素早く回り込み下段廻し蹴りを打ち込んでいく。終盤には互いに突きの応酬となるも、決定打に欠き、判定で決着がつかず延長戦に突入。
延長戦では主審・副審共に判定は全員引き分け。再延長戦に入ると、両者に疲れが見えてきたのか、見合う状態がしばらく続いていく。残り1分になったところで、前蹴りから突きで前に出てくる八幡に、本村は八幡の蹴りに臆することなく接近し、下段廻し蹴りで応戦。再延長戦での判定は3-0で八幡に軍配が上がり、初の決勝戦進出を決めた。