YouTube企画でのMMA対決を発表していた川村那月(左)とくるみだが、予想以上に反響が大きく否定的な意見も多かったためグラップリングルールに変更となった
RIZINのアンバサダーとして試合後のインタビューやネット番組のMCなどを務めるモデルのくるみと、RIZINガールを3年間務めて現在は応援団長的な役割でゲスト解説も務めるタレントの川村那月が、“試合”を行うことが2022年3月27日に2人のYouTubeチャンネルにて発表された。
試合の時期は5月末で、6月の前半にくるみのYouTubeチャンネルにて公開される予定。ルールは“マイルドMMAルール”で立ち技も寝技もあり。ヒジ打ち、顔面ヒザ蹴り、サッカーキック、踏みつけ、パウンドは禁止。ヘッドギアと厚めのグローブを着用し、レガース着用は検討中とされていたが、ルールが変更されることとなった。
4月11日(月)に2人はそろってYouTubeに動画を公開。「私たちが想像していた以上の反響をいただいた」とのことで、このYouTube企画を楽しみにする声や応援の声と共に、2人のファンや試合をすることを知った人たちから「殴り合いを見たくない」「急にMMAをやるのはどうなのか」など否定的な意見も多数寄せられたという。
川村は「どちらかが怪我をしてしまった場合、私たちがやりたかった格闘技の楽しさを伝えたい、皆さんに試合を楽しんでもらいたいという目的とは全く別の形になってしまう。そうなった時に教えていただいた方だったり、コラボしていただいた選手の方にもたくさんの方に迷惑をかけることにもなりかねない。そう思いました。試合自体をやめた方がいいのかいろいろなことを相談させていただきました」と、自分たちの目的とは違う方向に行ってしまうことを危惧したと説明。
くるみも「YouTubeの企画内でエンターテインメントとしてやろうとしていたものが、選手になるんじゃないかとか、心配の声も多くいただいたので」と企画を再検討したと説明し、今回はMMAルールではなくグラップリングルールでの対決に変更することが発表された。
この企画が決まってから川村はAACCに通い始めたが、くるみは以前から柔術を学んでいた。くるみは「柔術をやっていたので私が有利ということもありますが、そこまで差があるわけではないと思います」と言い、ルールの詳細は「協議している段階です」とのこと。
思ったよりも反響が大きく、誤解を生んでしまったことを2人は詫びると共に、このグラップリングマッチを通じて格闘技の楽しさを伝えていきたいと改めて誓った。
なお、試合の時期は5月末で6月の前半にくるみのYouTubeチャンネルにて公開される予定に変更はない。