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【PANCRASE】伊藤盛一郎が返上のフライ級王座を巡り、キックからMMA転向後5戦全勝の濱田巧が、CAVEの大塚智貴と2年ぶり再戦。松井斗輝vs.山口怜臣は中止に=7月27日(日)立川

2025/06/26 02:06
 2025年7月27日(日)東京・立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 355』(U-NEXT配信)の追加カードが発表された。第9代フライ級王者・伊藤盛一郎が王座返上。第10代王者を決める試合が決定した。なお、松井斗輝(THE BLACKBELT JAPAN)vs.山口怜臣(タイガームエタイ)のバンタム級戦が、山口が練習中に負傷したため、中止となっている。 ▼キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ・フライ級(第10代王者決定戦)5分5R濱田 巧(THE BLACKBELT JAPAN)1位、2022 NBT同級優勝 5勝大塚智貴(CAVE)4位、2021NBTストロー級優勝 8勝5敗  1位の濱田巧と4位の大塚智貴が、フライ級王座をかけて、2023年11月以来の再戦に臨む。  濱田はKNOCK OUTで花岡竜と王座を争うなどキックボクシングで22戦13勝を記録し、MMAに転向。22年のPANCRASEネオブラッド・トーナメントフライ級で渦巻DATE、伊藤まことに勝利し優勝。左ヒザの手術を経て、23年11月の大塚智貴戦で復帰。  濱田の打撃を恐れずパンチで果敢に応戦して組む大塚に、濱田はスクランブルの強さを見せてフルラウンドでポイントを制し完封勝利を収めた。その後、24年3月の立川大会では山崎聖哉に3R TKO勝ち。7月の立川大会でラファエル・リベイロに判定勝ち。5戦5勝でランキング1位に上り詰めた。  対するは、寝技の極めに加え、相手の意識を刈るパンチ力も備え、着実に進化を遂げてきたタフファイター・大塚。2023年11月の濱田戦は判定負けしたが、24年3月に眞藤源太に判定勝ち、6月に山﨑聖哉に2R TKO勝し2連勝。11月に秋葉太樹に判定負け後、25年4月の立川大会では浜本“キャット”雄大に判定勝ちを収めている。  THE BLACKBELT JAPANで同門の第8代王者・鶴屋怜のように無敗のまま王座戴冠を狙う濱田に対し、内に秘めた狂気を爆発させ、巡ってきたチャンスを掴み取りたいCAVEの大塚。前戦からの戦績は、濱田が2連勝、大塚が3勝1敗。最高の舞台で実現する623日ぶりの再戦。両者が積み重ねてきた全てが、この一戦の勝敗を左右する。 [nextpage] 【既報カード】 ▼フェザー級 5分3RISAO(NEVER QUIT)第5代ライト級&第8代フェザー級王者 27勝6敗4分カリベク・アルジクル ウルル(Olymp Gym Bishkek/キルギス共和国出身)※バンタム級12位 11勝1敗       PANCRASEで数々の激闘・名勝負を繰り広げ、ライト級&フェザー級王者に君臨したISAOが、2021年5月の中島太一戦以来、4年ぶりに帰還を果たす。2023年11月『Bellator 301』でイーブス・ランドゥーに判定で敗れて以来の復帰戦。 (C)Bellator  対するは、4月のPANCRASE横浜大会で透暉鷹とのタイトルマッチが予定されていたものの、両者の計量失格により試合中止となったウルル。 シェイドゥラエフとも練習するウルルが同じフェザー級に。(C)kalybek_mma  現在、MMA界で猛威を振るう中央アジア・キルギスの強豪が、フェザー級に階級を上げISAOに襲いかかる。ウルルの前戦は、2024年9月の立川大会。殺傷能力の高い打撃により、実力者・井村塁をわずか75秒、パウンドで沈めている。  11勝の内、5KO・4SUBと驚異的なフィニッシュ率を誇るウルルは、防衛を果たしたばかりの王者・三宅輝砂を頂点とするフェザー級ランカー陣にとっても脅威の存在となる。ISAOは、復帰初戦で23歳の“シャーク”を撃退するか。 [nextpage] ▼ライト級 5分3Rラファエル・バルボーザ(MAQUININHA DO FUTURO/ブラジル)1位 15勝5敗鈴木悠斗(パラエストラ八王子)10位/2024年NBT同級優勝 6勝0敗  バルボーザは、LFAから参戦。2023年3月の前戦LFA155では現UFCのマイロン・サントスに判定負けを喫したものの、その後、サントスがTUF32で2連勝してUFC入り。2024年8月のオクタゴンデビュー戦でもカーン・ オフリに2R TKO勝ちしていることからも、バルボーザのポテンシャルの高さがうかがえる。  バルボーザは、初来日となった3月横浜大会で、元UFCファイター・粕谷優介をダースチョークで絞め落とし、鮮烈のPANCRASEデビューを飾った。インパクト抜群の勝利で一躍トップランカーに躍り出たブラジリアンの次の相手は、デビュー以来無傷の6連勝、現在5連続TKO勝利中の鈴木に決定した。  鈴木は、強烈なパンチ力で撲殺を続ける19歳の怪物。初戦こそ水杉泰誠に判定勝ちも、上田智大、クリス、原田直人、平信一、小川道的にいずれもTKO勝ち。わずか1年半で6試合をこなし、無敗の戦績を維持している。  あまりの強さに「対戦相手がいない」と嘆く鈴木が、真価の問われる初の国際戦に挑む。“ライト級日本最強ストライカー対決”と話題を呼んだ4月立川での雑賀 ヤン坊 達也vs.天弥のタイトル戦の余韻冷めやらぬ中、次なる挑戦者の座を巡る注目の激突。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R岸田宙大(パンクラス大阪稲垣組)11位 4勝1敗猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)第7代KING OF PANCRASIST 11勝5敗  ランカー入り後初戦となった5月大阪大会で、岸田は織部修也を腕十字で秒殺。柔術黒帯の極めの強さ、MMAファイターとしての進化を見せつけた。 「ランカー上位に挑んでいく」と宣言した岸田に用意された相手は、かつて頂点に君臨した元王者・猿飛流。  2022年3月、小川徹を破り第7代王者に輝いた猿飛流だが、同年12月の初防衛戦で鶴屋怜に敗れ王座陥落。その後一時戦線を離れるも、2024年3月の『Eternal MMA』で復帰し、フライ級王者アンソニー・ドリリッチに挑戦も、2Rに左のカウンターを受けてTKO負けで戴冠ならず。12月のPANCRASEでは、ジョセフ・カマチョに2R リアネイキドチョークで逆転の一本負けを喫している。  前戦の勢いのまま大物食いを狙う新鋭・岸田と、再び頂点へ返り咲きを狙うベテラン・猿飛流が、フライ級で真っ向勝負の火花を散らす。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R林 源平(和術慧舟會IggyHandsGym)第15代ウェルター級王者 18勝9敗佐藤龍汰朗(坂口道場一族)2023年NBT同級優勝/ Fighting NEXUS初代ミドル級王者 8勝1敗  第15代ウェルター級王者・林源平の、約1年7カ月ぶりとなるPANCRASE参戦が決定。林は2023年6月、村山暁洋との王者決定戦を制し、ウェルター級王座を戴冠。  同年12月の初防衛戦で住村竜市朗に敗れ、王座を明け渡して以来久々のMMA復帰戦となる。ライト級からウェルター級に転向していた林は王座を目指し、今回はミドル級で参戦する。  その林の前に立ちはだかるのは、PANCRASEで5勝1敗の佐藤龍汰朗。2024年より参戦したFighting NEXUSでは、初代ミドル級王座決定トーナメントに参戦し、3連勝で王者に輝いている実力者だ。内藤由良のベルト返上により、王者不在となっているミドル級戦線。そこに林、佐藤の役者が加わることで再び動き出す。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R前田浩平(GRABAKA)11位/2018年IMMAFオセアニア選手権優勝 10勝7敗1分神部篤坊(ABLAZE八王子)6勝1敗  2025年3月の横浜大会でフライ級からバンタム級に戻した前田は、かねてより前田との対戦を熱望していた梅原規祥を完封。力の差を見せつけ、ランカーの座を手にした。  一方、Fighting NEXUSでデビューから5連勝という実績を引っ提げ、PANCRASEに乗り込んできた神部。1敗は2024年11月にNEXUSで中桐涼輔に判定負け。4月PANCRASE立川大会で、小原統哉を肩固めに極めると、即座にランカーとの対戦をアピールしていた。要望が叶ったこのチャンスをモノにし、神部がランキングへ侵食するのか。  それとも、PANCRASE3連勝中の前田が外敵の侵略を阻むのか。前田は、2024年4月に砂辺光久に、7月に増田大河にいずれも判定勝ち。10月のグアム『Brawl 4』では韓国KTTのソン・ギョンホと判定ドロー。前戦で梅原に判定勝ちしている。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R荒田大輝(パラエストラ八王子)13位 4勝1敗安藤武尊(和術慧舟會AKZA)2勝1敗  2024年のNBT準優勝の悔しさを糧に、よりハードなトレーニングを重ねてきた荒田。4月立川大会では、“ボンサイ柔術のホープ”ギレルメ・ナカガワを伸びのある鋭いパンチで仕留め、ランカー入りを果たした。  一方、安藤はデビュー戦で、荒田がNBT決勝で敗れた山口怜臣に判定勝ちを収めている。さらにギレルメ戦での連勝を経て、2024年12月に代打出場となった一戦でランカー・合島大樹に挑むも判定負け。  上位に食い込んでいくために、白星を重ねたい両者による激しい潰し合いとなる。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R井村 塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS)2位/2020年NBT同級優勝 12勝5敗髙城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム)3位 9勝3敗  2025年3月の横浜大会、ボクシング技術の高い松井斗輝にノーモーションの左ストレートでダウンを奪い、RNCで勝利を収めた井村。5月にはROAD TO UFCに参戦し、ギエム・ヴァン・Yに無念のKO負けを喫するも、立ち止まることなく早くも戦いの場に戻ってきた。 (C)Zuffa LLC/UFC  高城は2024年7月立川大会でオタベク・ラジャボフに敗れるまで、平田丈二、川北晏生ら相手に5連勝を飾っていた総合力の高いバランスの取れたファイター。現在空位の王座を巡る熾烈なランキング争いが繰り広げられる中、この一戦の勝利は大きな価値を持つ。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム)6位 11勝6敗1分敢流(パンクラス大阪稲垣組)9位/2024年NBT同級優勝 7勝  ZST、DEEPでキャリアを積み、パンクラス参戦後、小森真誉、遠藤来生を撃破し、ランキング6位に駆け上がってきた木下。  対するは、昨年4戦全勝、全試合TKO勝利という圧巻の戦績を誇り、今年5月の大阪大会では糸川義人をRNCで沈め、打撃だけでなくグラウンドの実力も見せつけた無敗の新星・敢流。  現在5連続フィニッシュ中と勢いに載る敢流が、一直線にベルトまで突き進むのか。あるいは、フェザー級戦線台風の目になりつつある木下が、キャリアの違いを見せその野望を打ち砕くのか。フェザー級の今後の勢力図を占う重要な一戦。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R時田隆成(トライフォース東中野)6位 3勝眞藤源太(KINGCRAFT)9位 7勝3敗  時田は、レスリングで培ったスクランブル力とフィジカルを武器に、24年9月にプロデビュー。齋藤桜貴に判定勝ちすると、24年12月に初代王者・砂辺光久を、25年3月の前戦で、2023年ネオブラ王者・山﨑聖哉を2試合連続でパウンドアウト。破壊力抜群のパウンドで相手をねじ伏せる、フライ級戦線で鮮烈な存在感を放つファイター。  対するは、ブラジルの血を引く超攻撃型ファイター・眞藤。上田将年、浜本“キャット”雄大との激戦を制して2連勝中だったが、4月の立川大会ではラファエル・リベイロに肩固めで敗れ、今回再起を図る。  タイトルマッチへの階段を駆け上がるのは、猛スピードで進化を遂げ、無敗街道を突き進む時田か。多彩なスキルと闘志で、巻き返しを狙う眞藤か。 [nextpage] ▼女子フライ級 5分3Rライカ(RIGHT THING ACADEMY) 5位 12勝12敗2分 1オノダマン(T-BLOOD) 1勝1敗  重田ホノカ、杉山しずかと、後に“クイーン”の座に就く強豪らに敗れ、さらに昨年7月の大阪大会ではデビュー戦の和田綾音にも敗戦。現在3連敗中と、崖っぷちに立たされているライカ。  対するオノダマンは、6月のニューピアホール大会でその和田と激突。大方の予想を覆す渾身のファイトで22歳年下の和田を追い込み、惜しくも敗れはしたが存在感を強烈に印象づけた。  ボクシングで三階級制覇を成し遂げ、プロデビューから25年を経た今なお戦いの場に立ち続けるライカ。50歳を超えて戦いの場に足を踏み入れたオノダマン。まったく異なる人生を歩んできた二人が、ケージで交わる一戦の結末はいかに。 [nextpage] 【プレリミナリーファイト】 ▼フライ級 5分3R大野友哉(THE BLACKBELT JAPAN)6勝3敗増田大河(セルフディフェンスアカデミー)2勝3敗  大野は、2024年6月に小林了平に判定負けも、2025年は2月に饒平名知靖に判定勝ち。5月の前戦で金澤臣人に2R 三角絞めを極めている。  増田はプロデビューから2連勝も、ネオブラ決勝で寺岡拓永に判定負けを喫すると、植松洋貴、前田浩平にいずれも接戦の判定で敗れている。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R稲垣祐司(NATURAL 9)1勝工藤星那(THE BLACKBELT JAPAN)1敗  稲垣は、2024アマチュアMMA全日本選手権バンタム級OpenTournament 優勝から、25年3月の横浜大会でプロデビュー。今井洋希に2R リアネイキドチョークで一本勝ち。  工藤は、2024西関東選手権Sクラスルールトーナメントバンタム級トーナメントC優勝から25年2月の品川大会でプロデビュー。ネオブラッドトーナメント一回戦で谷村泰和に1R 腕十字で一本負け。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R大澤雄空(パラエストラTB)デビュー戦眞弓田涼介(禅道会)デビュー戦  パラエストラTBの大澤は、2025東関東選手権Sクラスルールトーナメントライト級A優勝。実妹は全日本選手権優勝で、6月26日にプロ4戦目でOPBF王座に挑戦する大澤あねら。  禅道会の眞弓田涼介は、2025東関東選手権Sクラスルールトーナメントライト級B優勝。 [nextpage] 【久米鷹介引退セレモニー開催】 第7代ライト級キング・オブ・パンクラシスト(防衛回数3)久米鷹介(ALIVE)Takasuke Kume25勝8敗4分/PANCRASE戦績11勝3敗  第7代ライト級キング・オブ・パンクラシスト久米鷹介。2007年に修斗でプロファイターとしてのキャリアをスタートさせ、その後HEAT、ROAD FC、ONE、RIZINなど国内外の様々な舞台で実績を残した実力者が、長きにわたるMMAキャリアに幕を下ろす。PANCRASEでは、2016年9月に徳留一樹の持つベルトに挑戦し、無敗のままライト級王座を戴冠。その後、徳留一樹、トム・サントスとの防衛戦、雑賀 ヤン坊 達也との王座統一戦を経て、2023年4月アキラとの王座統一戦に敗れるまで7年に渡りベルトを保持し続けた。  今回、PANCRASEではその功績を称え、7月27日立川ステージガーデンにて引退セレモニーを開催。立川は、久米のキャリア最後の3試合となったアキラ、粕谷優介、雑賀 ヤン坊 達也との激闘が繰り広げられた思い出深い会場。常に熱い戦いで観客を魅了し、周囲への感謝の想いが溢れ記者会見で涙した姿も印象深い久米。キング・オブ・パンクラシスト評議会が定める「キング・オブ・パンクラシストは、PANCRASE公式試合において最も高い実力を発揮し、試合内容、人格、ともに品格ありと認められた者がその資格を有する」という条文をまさに王者として体現し続けてきたファイターがグローブを置く。7月27日、立川ステージガーデンに“ラスト・バーニング”が鳴り響く。燃え尽きる時まで、心熱く。   【久米鷹介コメント】 「この度、MMA選手としての活動から退かせていただくことにいたしました。ここまで年齢を重ねても『強くなりたい』という自分のわがままを貫くことができたのは、ひとえに多くの皆様に支えていただいたおかげです。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。また、その想いを常に尊重し、支えてくださったPANCRASE様にも、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました」 [nextpage] 【中止】 ▼バンタム級 5分3R松井斗輝(THE BLACKBELT JAPAN)5位 7勝2敗山口怜臣(TIGER MUAY THAI) 8位/ 2024年NBT同級優勝&MVP 4勝1敗※山口が練習中の怪我により試合中止に  バンタム級に階級を上げた昨年11月NPH大会で、矢澤諒に膝蹴りを効かせてからのパウンドで秒殺KO勝利を収めた松井。好カードと注目を集めた3月横浜大会での井村塁戦では、RNCで敗れ涙を飲んだ。  対する山口は昨年NBTを制し、MVPを獲得。4月立川大会では平岡将英を盤石のドミネートスタイルで完封し、現在4連勝中。  高いボクシング技術を武器に試合を決める一発を持つ松井と、鉄壁の試合運びで相手に付け入る隙を見せない山口。激戦必至のこの一戦は、将来を嘱望される若手ファイター同士による出世レースだったが、山口が練習中の怪我により欠場、試合は中止となった。
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