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インタビュー

【K-1】優勝候補本命・京太郎「自分がやってきたことは他の誰よりもデカいと思う」、坂本英則「マーク・ハント選手のように一日で人生を変えます」

2022/03/09 18:03

坂本英則「かませ犬の僕が大どんでん返しで優勝する」


――当初は2.27K-1東京体育館にスーパーファイトでの出場でしたが、4.3「K'FESTA.5」にスライド&トーナメント一回戦に変更となりました。最初にオファーを受けた時の心境を聞かせてください。

「ちょっと試合の時期が後ろに遅れたぐらいなので、もっと試合に向けて練習する期間ができたのかなっていう感じです。ワンデートーナメントは初めてで、みんな僕より全員有名人なのでやりがいがありますね」

――坂本選手は今回がK-1初参戦なので、これまでの経歴やプロフィールを教えてください。

「最初に始めたのは極真空手で、ずっと空手をやっていました。で、中学時代は空手と並行して柔道部にも所属していて、空手が忙しかったんで柔道はあんまりやってなかったんですけど、身体がデカかったおかげか、なぜか柔道では県でベスト8くらいまでいって(笑)。それがきっかけで高校から声がかかったので、空手は中学でやめて、高校から本格的に柔道をやりました。大学に入ってらは柔道もやめて、何か運動しようかなと思っていたら家の近くに修実館ができたので、そこに通い始めて今に至ります」

――坂本選手はどんなファイターで、どんな試合スタイルかを教えてください。

「ファイトスタイルは足技が得意で、足技がメインですね。空手で蹴りを練習することが多かったので、自然と蹴りが得意技になりました。(構えは)オーソドックスなんですけど左ミドルが得意です。あと自分はスーパー・ヘビー級なんですけど動ける方だと思うので、まさに自分は“動けるデブ”。デブなのに動けるところを見せて欲しいです(笑)」

――一回戦で対戦する京太郎選手の印象をお願いします。

「強くてデカい有名人、テレビの中の人、そんなイメージですかね。勝ったらオイシイし、名前を上げるには一番の組み合わせなんじゃないかと思います」


――どんな試合で勝ちたいと思っていますか?

「やっぱりK-1だし、スーパー・ヘビー級なんで、みんなが求めているのはKOだと思います。みんなはパンチで倒れるところが見たいと思うんですけど、僕は蹴りで京太郎選手を沈めたいですね。蹴りだったら負けないです」

――準決勝・決勝の勝ち上がりについてはいかがですか?

「僕がまず京太郎選手に勝つことが第一歩だし、トーナメントの選手はみんな自分より有名で強いので、全員気になります。石井慧選手は格闘技のビッグネームだし、クルーザー級から出てきた選手たちも、無差別級で勝つ自信と強さがあるってことだと思うんで。そういう意味では全員と戦いたいし、全員気になりますね」

――今大会は1993年にK-1が旗揚げした代々木競技場第一体育館で行われ、K-1の原点とも言える無差別級トーナメントが行われます。坂本選手はかつてのK-1で好きだった選手はいますか?

「もともと極真空手をやっていたのでエヴェルトン・テイシェイラ選手は好きでしたし、グーカン・サキ選手も好きでした。ヘビー級とは思えないスピードと回転技に憧れて。あとはマーク・ハント選手ですね。ハント選手って全くの無名選手だったのに、いきなりK-1のトーナメントで優勝(2001年)して一夜にしてスターになったじゃないですか。今回の僕は当時のハント選手と同じ状況だと思うので、僕がこのトーナメントで有名な選手たちを倒して優勝してスターになります!」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「K-1でトーナメントに出て京太郎選手とやる時点でそうなんですけど、本当に人生を変える時が来たと思います。みんなは僕のことをかませ犬くらいにしか思っていないと思いますが、大どんでん返しで僕が優勝して有名になります。K-1で人生変えます!」

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