キックボクシング
インタビュー

【KNOCK OUT】現役最後の1年に臨む日菜太「最後の最後までトップどころとやれる状態で終わりたい」

2022/03/05 22:03

サッシス「100%の自分をぶつけた上で、カッコよくKOで勝ちたい」


──『KNOCK OUT』には昨年7月の中島弘貴戦以来となります。前回は残念な結果でしたが、ご自分で振り返ると?

「とても悔しい試合でした。でも、私以上に悔しい思いをした息子が、週一ペースで『なぜ負けたの?』と聞いてくるんですよ、今日まで。その方がよっぽど辛かったですね(笑)。もう聞かれないようにするためには、次は何としても勝たないといけません」

──それは大変でしたね(笑)。前回の試合の反省を踏まえて、練習内容を変えたり強化した部分は?

「練習内容は変えていません。試合自体が前回は体重を落とすことばかり気にかけていたので、今回は減量よりも普通に練習をしています。なので、前回より言い動きを見せられると思います」

──その試合では、インタビューで話されていた「クメール・ボクシング」の技術は残念ながらあまり見られませんでした。その点についての今回の意気込みは?

「1Rから自分らしい試合ができれば、前回よりいい試合をお見せできると思います。そうなれば自然と、私がカンボジアで身につけた『クメール・ボクシング』の動きが見られるはずです。先ほども言った通り、その準備はできています」

──今回対戦する日菜太選手についてはどういう印象ですか?

「長年、日本のリングで活躍している選手ですよね。年齢も戦績も近い選手なので楽しみです」


──日菜太選手のどういう点について、特に警戒しますか?

「身長が高い選手なので、距離が近くても離れていても警戒が必要だと思っています。気の抜けない相手ですね」

──日菜太選手に対してどう戦い、どう勝ちたいと思っていますか?

「100%の自分をぶつけた上で、カッコよくKOで勝ちたいです。今度は息子に悔しい思いをさせたくないですね」

──今回も前回に続いてBLACKルールですが、このルールに合わせた準備は万全ですか? 特に気をつけたい点は?

「封印しているヒジを、思わず出してしまわないように気をつけたいです。またここで勝って、次こそは思いっきりヒジが使えるREDルールでの試合がしたいですね」

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいところはどこですか?

「カンボジアの代表として、今度こそ面白い試合を皆さんにお見せしたいと思います。応援よろしくお願いします」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント