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【DEEP】「柔道最高、格闘技最高!」小見川道大が最終回に中村大介の腕十字で一本負けで引退。注目のフライ級で福田龍彌が伊藤裕樹にTKO勝ち、関原翔が越智晴雄に競り勝つ、石塚雄馬が川名TENCHO雄生をKO

2022/02/26 17:02

▼第5試合 DEEPフライ級 5分3R
×伊藤裕樹(ネックスイチムエ)
[2R 0分35秒 TKO]

〇福田龍彌(MIBURO)

 1R、ともにサウスポー構えから。右インローを突く伊藤。福田も右ロー。ジャブから詰める伊藤に、福田はすっと懐に入ると組んでボディロック。金網際で正対する伊藤も倒されずブレーク。右インローを当てる伊藤。福田も右ジャブを突いて左回り。バランスを崩した際に組む伊藤に体を入れ替える福田。

 2R、詰めてワンツーの伊藤。下がりながらもサークリングする福田は、伊藤の右を受けながらも打ち終わりにシャープな右をヒット!

 ガクリと崩れた伊藤はすぐに立ち上がるが、そこになおも右を当てた福田に、伊藤は再びダウン。パウンドにセコンドは赤のバトンを投げるもケージにひっかかり入らなかったが、殴られる伊藤を見て福田レフェリーが間に入った。

 試合後、福田は、「京都から来ました福田龍彌です。後楽園ホール、2回目ですごいヒリヒリした緊張感伝わりましたかね。家族もいて、これで食っていけるわけでもないけど、僕は純粋にあのヒリヒリした瞬間をみんなと分かち合いたい。それが格闘技をやっている一番の理由です。全力で何かをやったことがある人にしか生めない空気だと思います。最近のご時世にはなかなかないこういうものを伝えたいので、佐伯さん、もっと試合がしたいです。よろしくお願いします」と語り、またも地元から駆け付けたファンから、そして後楽園のファンからも大きな拍手を浴びた。

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