【メインカード】
▼ライト級 5分3R
〇アダム・ピコロッティ(米国)155.5lbs/70.53kg
[判定3-0] ※30-27, 29-28, 29-28
×ジョージ・カラカニヤン(米国)156lbs/70.76kg
カラカニヤンは2012年大晦日のDREAMで高谷裕之にスプリット判定で勝利しているカラカニヤン。フェザー級GPでは1回線でAJ・マッキーにKO負け。ライト級に上げてサウル・ロジャースとマイルス・ジュリーに判定負けで2連敗中。36歳。
12勝4敗、33歳のピコロッティはBellatorでは8勝4敗。2019年4月にベンソン・ヘンダーソンにスプリット判定負け後、同年9月にジェイク・スミスにリアネイキドチョークで一本勝ち。2020年8月の前戦でシドニー・アウトローにスプリット判定で敗れている。
A big right hand from @georgimma! 💥
— BellatorMMA (@BellatorMMA) February 20, 2022
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1R、ともにオーソドックス構え。右の蹴りのフェイントを見せるカラカニヤン。2発目の右の前蹴りにピコロッティはダブルレッグテイクダウン! カラカニヤンは右わきを潜るが、ハーフからピコロッティも右肩をアゴに当てて背中を着かせる。
右脇に頭を突っ込み肩固めも狙うピコロッティ。足を戻し際に、反対の左に足を抜きハーフにするピコロッティ。カラカニヤンは右で差して上体を立てるが、潰すピコロッティはカラカニヤンの下からの腕十字を潰し、かつぎパスから背中を見せたカラカニヤンのバックに。左足はかけたピコロッティは背後から左パウンドを3発でゴング。
2R、先に詰めるカラカニヤンは右ストレート! 右に回るピコロッティに、左を当てたカラカニヤンは右ローも。同じ右ローを返すピコロッティ。右は遠い。左ハイも。ブロックするピコロッティに、大きな右オーバーハンドのカラカニヤンだが空振り。
先に前蹴りを出したピコロッティ。その蹴り返しの前蹴りの打ち終わりに組み付いたピコロッティはダブルレッグテイクダウン! 立ち際にバックを奪い、リアネイキドチョーク狙い。4の字バックで背後からパウンドする。
3R、このラウンドも先に詰めるカラカニヤン。スイッチしての左ミドルも。左ジャブの刺し合いから左ミドルを当てるのはピコロッティ。続いてダブルレッグテイクダウンを決めると、パスの際で立ち上がるカラカニヤンはノーガードで前に。
スーパーマンパンチで飛び込むカラカニヤンを潜って左で差して組むピコロッティ。突き放したカラカニヤンはスタンドで首をがぶると引き込んでのギロチンチョークへ。
首を抜いたカラカニヤンは上になるとストレートフットロック。ヒザが抜けているピコロッティがスクランブルからバックテイクし、タイムアップ。判定は3-0でピコロッティが勝利。1年半ぶりに再起を果たした。