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インタビュー

【RIZIN】那須川天心、世界進出へ「日本でやることがなくなったので世界に出たい。そろそろいいんじゃないか」

2019/06/03 01:06
【RIZIN】那須川天心、世界進出へ「日本でやることがなくなったので世界に出たい。そろそろいいんじゃないか」

世界進出を口にした那須川。オファーがあればどこへでも行くという

 2019年6月2日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催された『RIZIN.16』。そのメインイベントでマーティン・ブランコ(アルゼンチン)を2R2分19秒でKOし、ISKA世界フェザー級王座を獲得した那須川天心(TARGET/Cygames)が試合を振り返った。

最初のミドルキックは誰でも倒れる

――試合を終えて今のご気分は?

「とりあえず勝ててホッとはしています。できたところとできないところ、今はいろいろ振り返って考える時ですね」

――できた部分というのは?

「今回、体重の調整の仕方を考えて動きのキレはいつもよりも出てきたかなと思うんですが、試合を振り返ると、蹴りは走っていたんですがパンチは身体が緩いかなと感じました」


――3度のダウンを奪いましたが、会心の一発は?

「最初のミドルキックじゃないですか。あれは多分、誰でも倒れると思います。いい音がしたので。今まではあまり出していなかった大振りのオーバーハンドのパンチだったりを使って、相手のガードの上から叩いてそこでミドルに行ったのが、大振りでいくとミドルが入るんだと改めて思いました」

――最初のダウンでこれはもういけるという感触でしたか?

「そうですね。これで終わったと思ったんですが、立ってきたので冷静になっていろいろやってみました」

――急遽名乗りをあげたブランコはどう思いましたか?

「一発もらったら危ないっていうのがありました。今回多分、パンチを一発ももらっていないと思うんですよ。そこは冷静に戦えたので良かったです。それで向こうは1Rは様子を見て、2Rか3Rにコンビネーションで中に入ってくると思っていたので、その途中でミドルが入って早く終わらせることになりました」


――ドロップキックをやりましたよね?

「狙っていたというか、盛り上げるためにやりました(笑)」

――関西初上陸で、試合が終わった後もたくさんのファンが残っていましたがいかかでしたか?

「凄いアツかったです。いろいろな人に声をかけてもらって。自分が誰かの元気の源になれればいいなって昔から思っていたので。それが少しずつできているということは、格闘技はまだまだ盛り上がると思いますし、自分自身ももっと成長しないといけませんね」

――肉体改造の成果は出ましたか?

「まだまだですが、どんどん身体が変化していくと思うので、余計な筋肉を付けずに自分自身を高めるということを今後もやっていこうと思っています」

世界を熱狂させたい、世界一になりたいのが自分の目標

――来月にはRISEのエディオンアリーナ大会があります。

「本当に勝負なので、やっとたどり着きましたね。RIZINも2戦やりましたし、本当はやる予定がなかったんです。でもちゃんとクリアーしたし、やっと気合い入るなって感じです。モチベーションが全然違います」

――エディオンアリーナへ向けてテンションが上がっているんですね。

「関西も格闘技が盛り上がっていることを実感できたので……あ、6月もありましたね(亀田興毅戦)。それもしっかりクリアーしたいです。しっかりと勝って成長した姿を見せたいと思います」


ーー今日、初めて那須川天心を生で見た人も多かったと思います。

「強さは見せられたと思います。周りと全然違うなってことも見れば分かる試合を見せられたと思います。けっこう突っ走ってきたので、ちょっとだけ休もうかなと思います」

――試合が詰まっていましたが、この間に一番気を付けていたことは何でしょう。オンとオフを作るのも難しかったと思いますが。

「もう、ずっとオンです。でも慣れたので、今の状況に。皆さんが毎日仕事に行くように自分は毎日格闘技を一生懸命やっています。今やっていて本当に楽しいというか、向上心しかないので、自分の好きなことをやっているので、オフは別に必要ないというか、そこまで重視はしてないですね」

――オーバーワークだなと感じる時期は?

「常にオーバーワークだと思いますよ。でも、それに慣れればオーバーワークではなくなるので。まだ若いので今は詰める時期じゃないかなと思います」


――1Rにステップバックをうまく使いながら、ディフェンス重視で相手の能力を察知する時間があったと思いますが。

「5Rあるのもありますし、相手の情報がないのもありますし、最初に大きなパンチを放ってきたのでもらったら危ないというのがあって。安心できないというのがあって。1Rはいろいろな攻撃を試してどういう受け方をするか、どう打ったらこうなるかをいろいろ考えてやりました。どれだけ早く相手の情報を得るのかが大事なので、情報を得ても2Rから違う動きをしてくる場合もあるので、そこも集中しながら。2Rは攻めていこうと思ったので、コンビネーションが上手い選手だったからそのコンビネーションの前に蹴りで終わらせることができました」

――リング上で「世界へ飛び出したい」と言われていましたが、これはRISEのトーナメントを制するということですか?

「まずはRISEを制覇するのもありますし、あとは世界に出たいですよね。オファーがあればどこにでも出ます」

――世界を口にされたのは、井上尚弥選手の活躍が刺激になっているからですか?

「なっていますし、世界を熱狂させたい、世界一になりたいのが自分の目標。日本にいて世界一と言っても説得力がないじゃないですか。やっぱり自分が出ていって、よりたくさんの人に知ってもらえる。もうそろそろ、それがいいんじゃないかなっていうのがあります。日本でもやらなければいけないことがありますけれど、だんだんとなくなってきたので、もうそろそろいいんじゃないかなと感じます」

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