K-1K-1
K-1
インタビュー

【K-1】璃明武「チャンピオンとしてプライドを持って圧倒したい」vs一航「全試合攻めて攻めて倒しにいきたい」

2022/02/03 19:02

一航「自分のほうが全てで上回っているところを見せたい」


(C)K-1

 一航は2019年4月の『BOM』でWMC日本バンタム級王座、11月の『NJKF』でNJKF同級王座を獲得して高校生二冠王者を達成すると、2020年9月にはINNOVATION三階級王者の岩浪悠弥とWBCムエタイ日本統一王座を懸けて対戦。チェアマン判定で王座を獲得して三冠王となった。2021年2月にはRISEに参戦して大崎一貴と対戦、判定2-0で敗れるも大崎を蹴りで苦しめている。戦績は14勝(3KO)3敗2分。

――K-1初参戦で、第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントへの出場が決まりました。まずはK-1に参戦する心境を聞かせてください。

「K-1という名前のある団体で試合をさせていただけることにすごく感謝と興奮を感じています。K-1は格闘技団体の中で一番大きな名前を持っていると思うし、スター選手が集まるイベントというイメージですね」

――一航選手のこれまでの格闘技歴を教えてもらえますか?

「お兄ちゃんが格闘技を始めることになって、兄に一緒についていく感じで自分も始めました。それが小学3年生の頃です。格闘技を始めて2カ月で試合に出て、その時が結果が引き分けだったんです。それがむちゃくちゃ悔しくて、そこから真剣に格闘技をやろうと思って、今まで格闘技をやってきました」

――小学生の頃からどんどん試合に出ていたのですか?

「そうですね。毎週日曜日は試合に出るみたいな感じで。月3~4大会は当たり前に出ていました(※アマチュアで約120戦の経験を持つ)。それで高校在学中にプロデビューして、2本のベルトを巻いて、2020年にWBCムエタイの日本王者になりました」

――一航選手は自分がどんな選手だと自己分析していますか?

「基本的にはパンチをメインとして戦いつつ、蹴り主体でもいけるという感じですね。僕はアマチュア時代から、自分のスタイルを相手のスタイルに合わせて、相手に“やりづらい”と感じさせるスタイルを積み上げてきました。プロになってからはそういう戦い方が勝手に自然とシフトできるようになっていて、K-1でもムエタイでもルール的には問題ないです」

――対戦相手に璃明武選手にはどんな印象を持っていますか?

「よくKrushのダイジェストでも使われている回し蹴りとか、すごく速いですよね。そこを出させないように自分が距離を詰めたり、やり辛いと思うものを探しながら戦っていこうと思います。自分のほうが全てで上回っているところを当日見せたいです」


――準決勝・決勝の勝ち上がりはどう予想されていますか?

「やはり金子選手、玖村選手はとても強い選手だと思うので、二人と一度は試合をしてみたいです」

――玖村将史・金子晃大・佐々木洵樹・璃明武の4選手がK-1スーパー・バンタム級四天王と扱われることをどう思っていますか?

「相手の方が注目を浴びているほうが自分は楽しいので、その雰囲気を楽しんで勝って、自分のほうが強いことを証明したいと思います」

――K-1スーパー・バンタム級のベルトは武尊・武居由樹というK-1を代表する選手たちが巻いてきたベルトですが、そこは意識していますか?

「やはり二人の選手は見てて凄いカッコいい選手なので、自分もそれに相応しいカッコ良くて強い選手になります」

――初めてのK-1でファンにどんなところを見せたいですか?

「激しい打ち合いをしていきたいと思います。今回トーナメントに出る選手はみんなレベルが高いと思うんですけど、そのおかげで練習のモチベーションも上がってくるし、さらなる進化にも繋がるので楽しいです。トーナメントの7選手、誰が来ても自分の方が実績・キャリアは全て上だと思っているので、それをトーナメントで見せたいと思います」

――それでは最後にファンの方たちへメッセージをお願いします。

「K-1初参戦にも関わらず、この大きな舞台に出させて頂いてすごく感謝しています。全試合攻めて攻めて、倒しにいきたいので応援よろしくお願いします」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント