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【Bellator】ベイダーがモルドフスキーに辛勝でヘビー級王座統一、ベンヘンがマメドフにスプリット判定勝ち、元UFCバルゾーラがコールドウェルをTKO、フェザー級“スカイウォーカー”ブレナンが6連勝!

2022/01/30 09:01

【プレリミナリー】

▼バンタム級 5分3R
×ダリオン・コールドウェル: 135.8lb(61.59kg)
[3R 3分01秒 TKO] ※パウンド

〇エンリケ・バルゾーラ(ペルー)136lb(61.69kg)

 堀口恭司と2度戦ったコールドウェル。階級を上げてフェザー級GPにも参戦したが、準決勝でAJ・マッキーに一本負け。2021年5月、バンタム級に戻した初戦でレアンドロ・イーゴにスプリット判定負けを喫し、3連敗中。

 バルゾーラもレスリングベースでMMA16勝5敗2分。TUFラテンアメリカ優勝後、UFCで6勝3敗1分。2020年3月の前戦ではハニ・ヤヒーラ相手にドロー。UFCとの契約は更新せずBellatorと契約し、今回がサークルケージデビューとなる。

 1R、いきなりダブルレッグを仕掛けたコールドウェルに逆にスイッチからスタンドバックを奪ったバルゾーラ! ボディロックからリフトしテイクダウンも。前転から正対したコールドウェルは足を手繰り上になる。

 ハーフから腰を抱きコントロールするコールドウェル。右で脇差し寝かせてパスガードもすぐに腰を切りフルガードに戻すバルゾーラ。ここも得意の腰をロックしてコントロールするコールドウェルに中腰まで立つバルゾーラをバックスープレックスで投げるとクラッチは外さず。残り10秒を切ったところでバルゾーラは立ち上がる。

 2R、蹴りからすぐに組んで脇を潜りボディロックテイクダウンするコールドウェル! 金網際で立ち正対して突き放すバルゾーラは雨に。右ボディフックも、そこに組んでいくコールドウェル。しかしここもバルゾーラは金網際で突き放す。

 右ハイを打ち前に出るバルゾーラにコールドウェルはシングルレッグ。スイッチから踵を掴もうとするバルゾーラに足を手繰りヒザを着かせるコールドウェルだが、頭を下げたところにヒジを落とすバルゾーラ! コールドウェルのクラッチを切ると、手を叩いて気合を入れて前へ!

 シングルレッグでテイクダウンを奪うバルゾーラに立ち上がるコールドウェルは左手を巻き込んでの払い腰! 投げられたバルゾーラだが、足を戻しフルガードにしたバルゾーラはすぐに立ち、圧力をかけていく。

 3R、左アッパー、左ハイを当てるコールドウェル。前に詰めるバルゾーラをかい潜りシングルレッグに入るコールドウェルだが、切るバルゾーラ。左ストレートを振りバックヒジを当てるコールドウェル! しかし前進を止めないバルゾーラは、コールドウェルのシングルレッグを切り、バックテイク。亀のコールドウェルにボディロックし、グローブを持っている、とアピールして手を外すと、左手首をコントロールして右手でパウンド!

 

 亀のまま立ち上がれないコールドウェル。亀ガードから足を手繰りに行こうとしたコールドウェルだが動けず。バルゾーラのヒジ、鉄槌を浴び続け、レフェリーがストップした。バルゾーラはBellator初陣でTKO勝利。

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