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2022年3月21日(月・祝)東京・ベルサール高田馬場で開催される「PANCRASE 326」の追加カードが発表された。
キング・オブ・パンクラス・フライ級チャンピオンシップ(5分5R)として、第6代王者の小川徹(TRIBE TOKYO M.M.A)が、同級1位で2019年ネオブラッドトーナメントフライ級優勝&MVPの猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)と対戦する。
▼PANCRASEフライ級選手権試合 5分5R
小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A)第6代王者/14勝4敗
猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)1位/2019年NBTフライ級優勝&MVP/10勝3敗
ONE Championship参戦中の第5代王者・仙三が防衛戦の見通しが立たない為、1月24日付でベルトを返上。晴れてフライ級・第6代王者になった小川が早くも2度めの防衛戦に挑む。
元フライ級暫定王者・翔兵が怪我を理由にベルト返上を申し出たことにより、2021年に小川徹(TRIBE TOKYO M.M.A)vs. 秋葉太樹(フリー)、上田将竜(G-face TEAM緒方道場)vs.猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)の4選手が暫定王座をトーナメントで争い、5月30日の大会では、Aブロックで小川が秋葉に判定3-0勝利、Bブロックで猿飛流が上田将竜をスプリット判定で破り、小川と猿飛流が決勝進出を決めていた。
しかし、猿飛流が試合中に関節を傷め、決勝に出場出来ず。Aブロック勝者の小川が「不戦勝」により暫定王者に就いた。
そして、その小川に2戦2勝している上田将竜が10月大会で、小川の暫定王座に挑戦も、小川が右ストレートを効かせてテイクダウンも奪取。判定3-0で初防衛に成功している。
対する猿飛流は、2021年5月のフライ級暫定王者決定4人トーナメントBブロックで上田将竜にスプリット判定で勝利するも負傷により小川との決勝戦に進めなかった。今回は怪我を完治させ万全の状態で青コーナーに立つ。
ともに粘り強いテイクダウンを武器とするが、近年の小川はより精度の高いMMAで試合をコントロールしている。小川の長期政権が築かれるか、それとも猿飛流の愚直な戦いが好結果を生むか? 最後まで緊張の解けないKOPCフライ級王座戦だ。