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レポート

【UFC】チカゼがUFC初黒星で連勝「7」でストップ、怒涛の前進ケイターが再起飾る

2022/01/16 12:01

▼フライ級 5分3R
〇ブランドン・ロイヴァル(米国)13勝6敗(UFC3勝2敗) 
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)17勝4敗(UFC3勝3敗)

 フライ級5位のロイヴァルと、7位のボントリンの3R戦。

 ロイヴァルはコンテンダーシリーズ出場予定から、UFC本戦で欠場選手の代役として、2020年5月にUFC初参戦。ティム・エリオットに肩固めで一本勝ち。同年9月カイ・カラフランス戦でも肩固めを極め、ランカー相手に連勝。同年11月に1位のブランドン・モレノと対戦も肩を脱臼して1R KO負け。2021年8月の前戦ではアレッシャンドリ・パントージャにリアネイキドチョークで一本負けでUFC2勝2敗に。

 対するボントリンはUFC3勝2敗。「DW's Contender Series 2018」を経て、2019年2月にUFCデビューし、マゴメド・ビブラトフにスプリット判定勝ち。8月にハウリアン・パイヴァにTKO勝ち。しかし、2020年2月にレイ・ボーグに判定負け後、2021年3月にカラフランスにもKO負けしている。2021年5月の前戦では、マット・シュネルとバンタム級(体重超過)で対戦し判定勝ちしている。

 1R、サウスポー構えのロイヴァルから圧力をかける。オーソドックス構えのボントリン。詰めるロイヴァルは右ジャブ、左ミドル。ボントリンもスイッチするが、オーソに戻し、近づいてのヒザ、ロイヴァルはその組み付き際にバックフィストも、避けて組んボントリンがテイクダウン。サイドを奪うが、ロイヴァルはヒップアタップで足を戻して三角狙い。かつぎを狙うボントリンに立つロイヴァルだが、ボントリンがバックにつく。

 2R、ロイヴァルのジャブに左で詰めて尻餅をつかせたボントリン。下からロイヴァルは三角絞め狙いもかついだボントリンがバック狙い。ここもガードに戻すロイヴァル。ボントリンは腰を殺しに行くが、金網使い立つロイヴァル。長いワンツーを打つロイヴァルだが、足を痛めたか後退。詰めるボントリンはボディロック、スイッチ狙いからバックテイク。正対するロイヴァル。右ミドルのボントリン。ボントリンの左2発に後退したロイヴァル。ボントリンはダブルレッグテイクダウンを奪いゴング。

 3R、このラウンドも詰めるのはロイヴァル。しかし、ボントリンは一瞬サウスポー構えになり左を狙う。ロイヴァルの蹴り足をつかんでこかすボントリンだが、すぐに立ち上がるロイヴァル。詰めるが、まえがかりになったところにダブルレッグテイクダウンは、ボントリン。下からロイヴァルは腕十字もヒジを抜くボントリン。下からロイヴァルは腕巻き込んでスイープすると崩れ袈裟から正対。上のロイヴァルはハーフから右で枕を巻き、背中を着かせると右ヒジ連打! 

 判定は2-1(29-28×2, 28-29)のスプリットに割れ、ロイヴァルが勝利。連敗を2で止めた。

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