キックボクシング
レポート

【NO KICK NO LIFE】最後まで倒しに行った森井洋介に健太も粘った、緑川創は難敵プライチュンポンに勝利

2022/01/09 20:01

▼第2試合 70kg契約 3分3R
△喜多村誠(ホライズンキックボクシングジム)
ドロー 判定1-0 ※29-28、28-28、28-28
△璃久(志真會館)


 喜多村は大学の空手部で主将を務めたのち、伊原道場に入門して2005年7月に新日本でプロデビュー。2011年10月に第4代日本ミドル級王者となった。2015年5月にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座にも挑戦している。2018年10月、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者のT-98をヒジでカットし、TKO勝利。伊原道場から独立して最初の海人戦ではKO負けを喫したが、その後は3連勝。2021年7月にはBOMミドル級王座決定戦でJを破り王座に就いたが、12月のリマッチで敗れて王座を失った。


 璃久は2020年11月の後楽園大会で村田義光に延長戦の末に敗れたが、2021年7月の勝川大会では、実力者・小原俊之に大差を付けて番狂わせの勝利を収めた。8月には数々の大会で優勝を飾っているフルコンタクト空手家・小野寺天汰にKO勝利。戦績は4勝(3KO)2敗。


 1R、いきなり璃久が左右フックからボディへのヒザと猛攻を見せる。ガードを固めてローとミドルを蹴り返す喜多村だが、璃久はパンチで攻める。璃久はバックハンドブローから左右の連打、喜多村も左奥足ロー、右ストレート。


 2R、喜多村は徹底的に左右ロー。ワンツーからの左ハイが音を発して璃久の顔面をとらえる。璃久は蹴りから細かく連打し、飛びヒザにつなげていくが喜多村のガードは固い。左ミドルを蹴る喜多村に璃久は左ボディストレート。


 3Rが始まってすぐ、前へ出てパンチで攻める璃久にキムタラの右ストレートがカウンターでヒット、ダウンを奪う。逆転を狙う璃久は飛びヒザ、ハイキックを繰り出すが喜多村は右を当てに来る。長いジャブを伸ばし、右ストレートを繰り出す喜多村に璃久も声を上げながら右フックを叩き込み、タイムアップ。


 判定はジャッジ1名が喜多村を支持したが、ドローとなった。

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